ホーム ニュース 会場・施設 福岡コンベンションセンター、落とし物対応をDX化 チャットで問い合わせ、施設の横断検索も

福岡コンベンションセンター、落とし物対応をDX化 チャットで問い合わせ、施設の横断検索も

一般財団法人福岡コンベンションセンターは11月5日、運営するMICE施設4施設に「落とし物クラウドfind」を導入する。マリンメッセ福岡A館・B館、福岡国際センター、福岡国際会議場で預かった落とし物について、来場者がチャットで問い合わせできるようにする。福岡コンベンションセンターは、MICE施設として全国初の導入としている。

新たに導入する「find chat」はアプリのインストールを必要とせず、メールアドレスで認証した後、ブラウザ上から利用できる。問い合わせの受付は24時間、回答対応は午前9時から午後10時まで。日本語、英語、中国語(簡体)、韓国語の4言語に対応し、国内の来場者だけでなく国際会議や展示会に参加する海外来場者からの問い合わせにも対応する。

施設側ではAIを活用した画像登録によって落とし物の管理業務を効率化する。これまで電話や問い合わせフォームなどで行っていた確認作業をデジタル化し、施設利用者の負担軽減とスタッフの業務効率化を進める。福岡コンベンションセンターは、利用者サービスの向上と、快適で安心して利用できる施設づくりにつなげる。

今回の導入では、複数の事業者や施設にまたがって落とし物を照会できる「横断検索」にも参加する。紛失した場所が明確でない場合でも、利用者が候補となる施設をチャット上で選択することで、対象施設をまとめて検索できる。すでに同サービスに参加している交通事業者や商業施設で預かった落とし物も検索対象となる。

福岡コンベンションセンターは、福岡国際会議場、マリンメッセ福岡A館・B館、福岡国際センターの4施設を運営する。各施設の公式サイトには落とし物専用ページを設けており、11月5日のサービス開始に合わせて新たな問い合わせ方法へ切り替える。

大規模展示会や国際会議では、多数の来場者が短期間に集中し、海外参加者も多い。落とし物対応にAI、チャット、多言語対応、施設横断検索を組み合わせることで、MICE施設における来場者サービスのDXを進める。