「イベント総合EXPO」「ライブ・エンターテイメントEXPO」
新たな局面を迎えてリニューアル~5月31日から幕張メッセに最新機器やソリューション集まる~その①

リードエグジビションジャパンは5月31日から6月2日までの3日間、「イベント総合EXPO」と「ライブ・エンターテイメントEXPO」を幕張メッセで開催する。4回目を迎える今回は、従来の「ライブ&イベント 産業展」をそれぞれ2つの専門展に分離し、それぞれの強みを活かして展開。主催者や地方自治体など約3万人の来場者を見込む。そこで、新しく生まれ変わったポイントや注目のセミナー、見所などを取締役統括事務局長の岡部憲士氏と事務局次長の近藤純一氏に聞いた。

(また、見本市展示会通信「第4回イベント総合EXPO &第4回ライブ・エンターテイメントEXPO特集」では、出展者の意気込みを掲載いたしました。
詳しくはこちらをチェック☞http://www.eventbiz.net/wp-content/uploads/2017/05/db0b114f041a8948e0bec1b6a38f9a3b.pdf☜)

 

▼1.2つの専門展としてスタート

岡部憲士 氏  写真
岡部憲士 氏

――今回から「ライブ&イベント 産業展」を「ライブ・エンターテイメントEXPO」と「イベント総合EXPO」の2つの展示会に分離されました。この背景やきっかけはどのようなものだったのでしょうか

岡部 従来は「ライブ&イベント産業展」という名称で展開し、その来場者はイベント全般に関わる音楽、エンタメ、展示会、企業向けの販促イベント、地方自治体といった幅広い方々を対象としてきました。これまでイベントに関わる多くの方々にご来場いただき、順調に拡大してきたのですが、出展者からは「特定分野の来場者に訴求したい」という声があり、来場者からは「効率よく商談したい」などの声も聞こえてきました。
ですから「ライブ&イベント産業展」の中には〝ライブエンターテイメント〞と〝イベント全般〞という2つの大枠があったものを分離し、出展者と来場者の双方によりターゲットを明確にし、分かりやすくするために、あえて2つに分けて同時開催する運びとなりました。

――2つに分けたことによる出展者の反響はいかがでしたか

近藤 非常に良かったです。皆さん、それぞれのターゲットが分かりやすくなったことで、商談イメージがより描きやすくなったようで、結果として出展者数は一気に増加しました。特にイベント分野が顕著な伸びを示し、お祭りなどの自治体向けイベントに売り込みたいイベントアイテムを扱う企業が増加し、「出展しやすくなった」という反響をいただいています。

近藤純一 氏 写真
近藤純一 氏

――今回開催時期が1カ月ほど早まりましたが、その影響は何か受けましたか

岡部 影響はなく、こちらも非常に好評でした。というのも、2014年に第一回目を開催した当時は、まだ7月はイベントが少ない時期とされていましたので私どもも盛夏の繁忙期よりも前に開催するのがいいと判断し7月に開催していましたが、ここ数年でライブやイベントの本数が急増していることから、7月も繁忙期へと変化しつつあるんです。
そこで前倒しし、比較的イベントの少ない5月の末に開催時期を移す決断をしたということです。

 

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昨年開催のようす
昨年開催のようす