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―では、幼少の頃から美術の勉強をしたいと思っていたのですか

ええ。小学1年生の時に初めて美術の授業を受けたときの感動を思い出します。あれから時間が経って私は大学生になりましたが、芸術を愛する気持ちはあの頃と変わらず、より情熱的に授業を受けています。夏休みにはニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツで絵画コースも受講しました。絵では肖像画が一番好みで、特に女性の視線の力強さを描くことには興味が尽きません。

美術を勉強していると刺激には困りません。美術の先生の教え方が上手というのもありますが、その人となりや作る作品も凄く刺激的で魅力的なんです。

―本当に真剣に芸術と向き合われていますね。では、ソフィアさんにとって芸術家とはどんな存在なのでしょうか

芸術家の偉大なところは、時にリスクをおかしながらも、常に自らの想像力を広げようとしているところだと思うんです。私はそんな偉大な芸術家の作品こそ、芸術家と、それを見る人の想像力を結びつけてくれる「架け橋」になるのだと確信しています。

 


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