JVRAの“ネットワーク” 今までとこれからを語る

■JVRAのイベントについて語る
―協会主催のイベントに参加したときの思い出はありますか?

中村さん InfoComm視察ツアーに参加したときは、まず規模に圧倒されましたね。トップメーカーのディスプレイやプロジェクターなど、幅広く新製品を視察できる展示会でした。音響機器や機材用ケースも出展されていて、会場全体を歩くだけで楽しめる。特にソニーのクリスタルLEDを見たときの衝撃は大きかったです。

占部さん 英語がしゃべれたらもっと楽しめたなぁと。帰ってきて一週間くらいは後悔するんですけど、その後忘れちゃうんですよ。ツアーには通訳が基本いませんので、参加したときは英語がしゃべれる人にくっついて展示会を回りました。

高橋さん 技術の話を英語で伝えるのは難しいですが、英語が話せると意思の疎通がスムーズになりますよね。保田さんは何か思い出はありますか?

保田さん かなり前のことなので記憶が(笑)。でも、深いコミュニケーションがとれる場所であったことはよく覚えていて、そこで初めて会うJVRAの方達と仲良くなったイメージはありますね。朝まで仲間とカジノでお酒を飲みながら話し込みました。
あと、日本ではいつも電話の対応に追われていたのに、海外では時差のおかげで出なくて良かったので、ツアーにとても集中できる良い環境でした。

写真左/占部 吉直さん(光響社) 写真右/保田 奈緒さん(光和)

高橋さん なるほど。みなさんは旅行で仲良くなった会員と今も会うことはあるんですか?

中村さん ありますよ。ツアー内で連絡先を交換して、帰国してから飲みに行きました。部署が違うとなかなか予定が合いにくいんですけどね。いまだにLINEでやりとりもしてます。

高橋さん 久原さんは、イベントに参加したことはありますか?

久原さん きちんと参加できたことがまだないのですが、イベント内でどんなことが発表されているのか興味があります。イベント以外でも機材について勉強させてもらうこともあって、分からない機材について調べてから、間違っていないかJVRAのみなさんに聞いたり、追加で別の情報をもらったり。

占部さん InfoCommの参加以外にも最近、協会のイベントや集まりに参加する機会が増えましたね。業務担当責任者会議(業担)には数年前に参加し、ディスカッションにも登壇しました。

高橋さん 業担は映像業界に携わっている、普段なかなか会えないセクションのメンバーも集まる、協会にとってKeyとなるイベントですね。いつも時間が足りずに、あまり深い話ができないと聞いていますが、協会としても会員同士がじっくりと話せる時間を作っていきたいところです。
同じような機材を扱っているからこその運用の工夫や苦労話のほか、社内では話題にしにくい失敗談を話しながら、情報交換できる場所にもしたい。皆さんは業担を「もっとこんなイベントにしたい」という思いはありますか?

保田さん 第二部の懇親会をただの飲み会ではなく、もう少し砕けたトークショーなどができると面白い気がします。

高橋さん 裏JVR的な(笑)。

保田さん 大勢の前に立つのは緊張するので、やはり難しいかもしれませんけれど。「ある機材を導入してどうだったか」のような話をカジュアルに話したり聞いたりできる場があったらぜひ行きたいです。実際に使っている人のリアルな声を聞いて、一緒に話してみたいので。