小池都知事「12日からロードマップのステップ3」イベント目安も緩和

東京都は11日、新規感染者数、感染経路不明率、週単位の感染者増加比など目安となる数値をふまえ、新型コロナウイルスの感染状況を的確に知らせて警戒を知らせる「東京アラート」を11日に解除し、12日午前0時をもって、新型コロナウイルスに伴う外出自粛・休業要請などを緩和する「ロードマップ」のステップ2からステップ3への移行を実施すると発表した。

これによって施設の休業要請はほぼ終了する。

イベントについては収容率と人数上限の目安が緩和されることになる。

6/19以降:
(屋内)1,000人以下、かつ収容定員の半分以下
(屋外)1,000人以下、収容率制限なし(十分な間隔で)

7/10以降:
(屋内)5,000人以下、かつ収容定員の半分以下
(屋外)5,000人以下、収容率制限なし(十分な間隔で)

感染状況を見つつ、8/1以降を目途:
(屋内)人数上限なし、収容定員の半分以下
(屋外)人数上限なし、収容率制限なし(十分な間隔で)

接待を伴う飲食店とライブハウスの再開に関しては近いうちに感染拡大を防止するガイドラインが公表される予定であり、6月19日からこの2つの業態についても制限を解除する。

↓東京都のロードマップは今回、一部改定されている。

新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ(第3版)
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/462/2020061113.pdf
施設別休止要請の緩和ステップ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/462/20200614.pdf

小池知事は本部会議にて「事業者の方々へは、各業界団体が策定したガイドラインなどをふまえた感染拡大防止対策の徹底、テレワークや時差通勤の推進、定着をお願いしたい。これからもモニタリングと警戒をしっかりしつつ感染防止対策と経済活動を両立していく。」と述べた。

都は12日から業種別チェックシートや感染防止ステッカーを提供する。