「いつにない春、いつもの幸せ」がテーマの世界らん展、25日に開幕

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世界らん展実行委員会は「世界らん展2021―花と緑の祭典―」を3月25日から31日までの7日間、東京ドームシティプリズムホールで開催する。

31 回目の開催を迎える同展は、蘭の愛好家のみならず植物の愛好家が毎年訪れる。今回は、「いつにない春、いつもの幸せ」をテーマに、春を迎え、変わることなく咲き誇る蘭の美しさに包まれる「いつもの幸せ」を来場者に届ける。

 

今回は世界らん展で初めて、春に咲く日本の蘭「えびね」を特集。数百本のカラフルな「えびね」がカーブを描いて並ぶ「スプリング”蘭”ウェイ」は、えびねの花畑を歩くような春気分が味わえる今回の目玉展示となっている。また、世界に数株しか存在しない100万円の価値があるえびねや、花が1円玉の半分程度の世界最小のえびねも展示する。

さらに、フォトスポットとして毎年大人気の、蘭で埋め尽くされたウェルカムゲート「オーキッド・ゲート2021」をはじめ、美容家IKKO氏が美の世界へ誘う「IKKO美の扉」や、日本を代表するフラワーアーティストによるダイナミックな作品も展示。約40店舗を集めた「ボタニカルマーケット」では、おうち時間を充実させる多種多様な蘭をはじめとしたさまざまな花や緑、雑貨などが購入可能。

世界らん展は東京ドームの冬の風物詩として親しまれてきたが、今回は混雑を緩和しソーシャルディスタンスを保つため、東京ドームシティプリズムホールに会場を移し、日時指定制を導入するなど感染防止対策を実施。うららかな季節に、フラットでアクセスしやすい会場で来場者が安心して花と緑の世界を楽しめる環境を用意する。