電子チケットのplayground、ワクチン検査パッケージとの連動サービス提供へ

電子チケット発券サービス「MOALA Ticket」を運営するplaygroundは、ワクチン検査パッケージと連動した「イベント入場業務の感染拡大対策、ワンストップアウトソーシングサービス」の提供を開始する。

今回のサービスでは入場管理面とイベント運営面の双方から新型コロナウイルスの感染対策をサポートする。入場管理面では独自開発の生体認証技術「MOALA QR」を用いたMOALA Ticketとワクチン検査パッケージを連動させることにより、チケット確認・本人認証・発熱検知を一人1.5秒以内に完了させる。非接触での入場管理とスタッフの人員抑制につながるほか、来場者データの包括管理も可能。

イベント運営面では入場業務の設計・運用からか官公庁・医療機関などとのコミュニケーション、抗原検査キットなど各種物品仕入れなどを行う。

サービス開始に先駆けて2021年10月30日~31日に実施したプロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」との実証実験では、国内で初めて全来場者にワクチン・検査履歴の登録を義務付け、合計1,000名がワクチン検査パッケージを利用し入場を行った。同社では当日の抗原検査実施時や入場時における大きなトラブルがなかったころから、有観客イベントにおいてワクチン検査パッケージを利用した施策は充分に運用可能であると評価している。