次世代エアモビリティの展示会、2022年6月幕張メッセで初開催

Japan Drone 2021のようす

日本UAS産業振興協議会とコングレは2022年6月21日から23日までの3日間、千葉・幕張メッセで「次世代エアモビリティEXPO 2022」を初開催する。

両者は過去6回にわたりドローンの専門展示会「Japan Drone」を開催してきた。近年、都市間の新たな移動・輸送手段である空飛ぶクルマやeVTOL(電動垂直離着陸機)などはAdvanced Air Mobility(AAM)と呼ばれ、ドローンに続く空の産業革命として注目を集めている。昨今のドローン技術を
発展させた機体が世界中で提案されていることから同時開催に至った。

次世代エアモビリティEXPOでは世界の最先端事情を学ぶ機会を創出し、日本の次世代エアモビリティ事情を世界に発信することで、新しい商談機会を提供する国際展示会を目指す。展示ゾーンのほか、メーカーや研究機関、学会などから国内外の有識者を招きAAM産業の現在と未来について議論する国際コンファレンス、地方活性化に向けて次世代エアモビリティの導入を図る自治体との連携の場も予定している。海外メディアや主要な次世代エアモビリティのイベントとの連携も図る。

また、主催2団体は2025年大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムにおける共創チャレンジ「空の産業革命:次世代移動体(ドローン・空飛ぶクルマ)による社会課題解決プロジェクト」に参加している。政府が大阪・関西万博までに空飛ぶクルマの実現を目指していることから、同展でも実用化計画を補完するコンテンツを展開する。