東京都では、AIを徹底的に利活用し、「都民サービスの質向上」や「業務の生産性向上」を図るため、東京都がAIと向き合う際の基本的な考え方や取組の方向性を示した「東京都AI戦略」を策定した。
「東京都AI戦略」は、都民ニーズの多様化と人口減少の加速が進み、労働人口の減少が見込まれる中においても、様々なニーズにきめ細かに対応できるようサービス変革や品質向上を図りながら、都民の実感につながる質の高い行政サービスを提供していくことが求められるなか、AIを東京都が目指す2050年の未来像を示した「2050東京戦略」の実現を加速させるための強力な「手段(技術・ツール)」として明確に位置づけている。
その上で、東京都がAIと向き合う際の基本的な考え方や取組の方向性を示す「全庁的な方針」として整理したもの。
都政での利活用や、事業者等支援、産官学連携、人材育成などの推進について述べられている。
東京都では、問合せ対応へのチャットボット導入、画像認識技術を活用したインフラ点検の効率化、データ分析に基づく政策反映などAIを利活用した様々な取組を展開している。
また、職員内部業務はもちろん、都民サービスに直結するような業務においてもAIを利活用する取組が始まっている。
「東京都AI戦略」は東京都のHPから閲覧できる。