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「見本市・展示会」の市場規模は5890億円

 (社)日本イベント産業振興協会は昨年、「平成17年国内イベント市場規模推計結果報告書」を発表した。そこで、本紙ではイベント産業の市場規模を読み解く上でも貴重なデータとなるこの報告書から『見本市・展示会』に焦点を当て、その内容を紹介した。
「平成17年国内イベント市場規模推計結果報告書」によると、平成17年(2005年)のイベント市場規模は、全体で3兆8838億円と算出された。
また、今回の推計結果によると『見本市・展示会』の市場規模は5890億円と算出されている。これは、来場者消費額1012億円と事業費4869億円を合計したもの。
ちなみに、「見本市・展示会」の市場規模推計には、弊社出版の『展示会レポート』の開催件数と『見本市展示会総合ハンドブック』の来場者数を参考値としている。
調査を実施した宮木宗治氏は、全体を総括して「現在イベントがおかれた状況には質的な変化が起きていることに目を向けていく必要がある。特に、官民を問わず、観光とイベントとの融合がさまざまな形で推進され始めている。本報告書が、地域振興、観光政策、集客交流事業等の研究や事業展開をしていく際の基礎的資料、指針としてご活用願えれば幸いである」としている。 (07/02/13)

日展協AWARDS募集はじまる

 日本展示会協会(略称・日展協、馬場信会長)はこのほど、「日展協AWARDS2007」の募集を開始した。
同表彰制度は展示会・見本市産業全体の産業振興と活性化を目的にした日展協独自の表彰制度で、展示会・見本市の将来を見据え、実務分野で実務分野で活躍している人たちを顕彰するもの。
表彰の種類は?@展示会部門?A展示会サポート部門?B人材育成部門の3部門で構成されている。
なお、募集の締切りは3月30日。応募・推薦用紙また応募概要の請求は日展協WEBサイトまで。
               (07/01/10)

2007年の見本市展示会開催状況

株式会社ピーオーピーはこのほど、2007年の見本市展示会開催状況をまとめた。
それによると、今年1年間に開催が予定されている展示会(原則として企業のプライベートショーおよび展示会は除く)は515件。新規展は消費財が多く、今年新たに開催される主な展示会は、「第1回グルメ&ダイニングスタイルショー 2007」や「第1回国際ガーデン&エクステリアEXPO(GARDEX 2007)」など。
なお、2007年の概況は、昨年末に当社は発行した「2007見本市展示会総合ハンドブック」のデータを基に、業種別開催件数や入場方法などの集計を行い、まとめた。
                              (07/01/11)

展示会ビジネス・スキルアップセミナー2007

日本展示会協会は2月1日、東京・晴海のホテルマリナーズコート東京で「展示会ビジネス・スキルアップセミナー2007」を開催する。
今回は“展示会ビジネスのゼネラリストを目指して”と題し、イベント、集客、プロモーションの分野において、第一線で活躍するスペシャリストを講師に迎えて展開。また、ランチタイムには、フルコース料理を食べながら、食事のマナーと料理の知識を学び、セミナー終了後には講師陣も参加しての懇親会を行なう。受講料金はフルコースランチと懇親会費を含め18,000円~。

(07/01/09)

新年懇親会を開催

日本展示会協会(馬場信会長)は1月9日、「2007年新年懇親会」を浜松町東京會舘で行なった。出席者は来賓を含めて約280人。昨年よりも50人ほど増員となり、大盛況となった。
新年懇親会のはじめに登壇した馬場会長は「今年は日展協創立40周年の記念すべきときに当たる。40周年を一つの節目として、当会の柱を太くし、活発な活動にも揺るぎない態勢を構築したい」と挨拶した。
その後、志村 務(経済産業省 商務情報政策局 参事官)氏が来賓の祝辞を述べるとともに、中村俊彦(株式会社幕張メッセ 代表取締役社長)氏による乾杯の音頭によって、2007年の展示会産業の発展を期した懇親会が幕を開け、にぎやかな歓談となった。

設立20周年を迎えて

日本イベントプロデュース協会(=JEPC、清水卓治理事長、03-5816-2061)が設立から20周年を迎え、東京・港区の明治記念館で記念式典および記念フォーラム、祝賀会を開催した。
式典では、JEPC現会長の平野繁臣氏をはじめ、小坂善治郎氏、赤羽政嗣氏、小暮進氏の各役員を同協会の設立とその後の運営に尽力した人物として顕彰した。続いて行なわれた20周年記念フォーラムでは、事前に募集した「あなたがつくりたいこれからのイベント」の入選作品を発表した

シンガポール開催を決定

社団法人日本縫製機械工業会はこのほど、「国際アパレルマシンショー」(JIA㎡008)を2008年5月13日から18日までの会期で、シンガポール共和国の展示会場であるシンガポール・エキスポで開催することを発表、出展者募集を開始した。
同展は繊維・アパレル業界の世界3大ショーの1つとして、国内で8回開催してきた。しかし、繊維・アパレル産業は近年ますます世界的規模での産業構造の変化により、次回のJIAMを南アジア・東南アジア市場経済圏の中核となるシンガポールでの開催を決定した。

(06/12/22)

SYMAの新商品を展開

システムディスプレイのレンタル・施工を行なう西尾レントオール株式会社(西尾公志社長)はこのほど、スイス・SYMA社のディスプレイ部材4種を導入し、ブースデザインのバリエーションを増やすことで他社との差別化を図る。
今回導入したのは「ブラインド」「木材ビーム」「ガラスパネル」「平トラス」の4種。いずれも日本では初登場となる部材で、ブースのデザイン性向上に重点を置いたものとなっている。
4種部材の特徴は、「ブラインド」は通常の壁面パネルと違いブース外からも内を見ることができ、閉鎖的な感覚を解消した部材。また、デザイン性にも優れているため、いろいろな用途で使用されそうだ。「木材ビーム」はシステムの冷たさを取り除くために木材を使用し、直線・R形態のビーム2種類を用意。「ガラスパネル」もシステムにマッチした造作を可能とする。「平トラス」はSYMA社製で、国内では取り扱っていなかった部材を揃えた。

(06/12/22)

事務所を移転

イベント警備を行う?鰍iSS(倭文浩樹社長)はこのほど業務拡大のため事務所を左記に移転した。
▽移転先=東京都台東区北上野1-9-12(住友不動産上野ビル5F)、TEL03-5806-4071

(06/12/22)

新会長に中尾彰氏が就任へ

JVR協会(日本映像機材レンタル協会)はこのほど、新会長に中尾彰氏(株式会社銀座サクラヤ)が就任したことを発表した 同協会は北海道から沖縄まで、国内43社のAV機器レンタル会社と、国内外の映像機器のトップメーカー20社が参加する映像機器に関わる団体として知られている。協会の活動は、会員相互の交流はもとより、海外への視察ツアーや現場スタッフのための会議、技術情報の交換、研修などを実施している。こうした活動の成果により、遠隔地からの即時対応が求められるオーダーに対しても、会員相互でフォローアップしあう態勢が築かれており、協会を挙げて顧客満足の充実に努めている。