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OCVB支援のMICE開催、2012年度過去最高に

 

 

 

 

2012年度にOCVBが支援したMICE開催は、合計279件で前年度比58.5%増と過去最高を記録している。内訳は、海外MICE85件(対前年度比22件増/134.9%)、国内MICE194件(同103件増/213.2%)。

OCVBでは、国内外における沖縄でのMICE開催の魅力を発信するため、MICE商談会・見本市に参加したほか、沖縄MICEセミナーの開催、MICE関係メディアを活用したプロモーションによる誘致広報活動を実施。具体的には、IME(国際ミーティングエキスポ・東京)やKME(KOREA MICE EXPO/韓国・ソウル)、EIBTM(Europe Incentive,Business Travel&Meeting Exhibition/スペイン・バルセロナ)など、商談会・見本市に計5回参加し、延べ100社と商談してMICE開催地である沖縄をPRしたという。

また、MICE開催支援として、主催者に対する支援メニューでは、シャトルバス運行支援、団体旅行支援、開催誘致助成金、チャーター助成、空港歓迎式典・芸能団派遣の支援メニューを用意。MICE開催件数の増加や多様な地域からの参加者拡大につなげた。

そのほか、多用化する主催者ニーズを踏まえMICE受入体制の整備を推進する一環として、新規大型MICEの創出・定着をはかるとともに、既存大型イベントの国際化を推進、実際に「第5回沖縄国際映画祭」や「第21回2013おきなわマラソン」、「第27回沖縄国際洋蘭博覧会」、「第52回ミスインターナショナル世界大会in沖縄」等のイベント開催を支援し、国内外からの誘客を図り、「第5回沖縄国際映画祭」では42万2000人の参加を実現している。

OCVBでは、過去最高のMICE開催件数になったことを受け、「MICE誘致活動は見本市や商談会への参加など、沖縄県の認知度向上に併せ、キーパーソンの招聘等による県内事業者の商談機会創出、事業者の海外セールス活動の促進等、各種MICE誘致活動を積極的に展開した結果」だとみている。

JECA FAIR2013 第61回電設工業展が開催!

「JECA FAIR 2013 第61回電設工業展」は電気設備に関する機器・資材・工具と施工技術等に関する日本最大級の総合展示会。「電設技術で築くスマートライフ 未来へつなごう安全・安心」をテーマに、電気設備業界の「創エネ・蓄エネ・省エネ」製品が多数出品するとともに、出展者によるプレゼンテーションセミナー、特別講演会、スタンプラリーによる抽選といった様々な企画を用意。出展者は223社と過去最大規模で開催。会期は2013年5月29日(水)5月31日(金)まで。会場は東京ビッグサイト。

[JECA FAIR 2013] 安全帯使用状況管理システム「イプロン」 – 藤井電工株式会社

Posted on 2013年5月30日

藤井電工株式会社はJECA FAIR 2013にて安全帯使用状況管理システム「イプロン」を出展。 高所作業からの堕落・転落を防止するための安全帯の使用状況を監視するシステムを紹介。Continue Reading…

[JECA FAIR 2013] 工事用運搬台車「軌陸車連動ブレーキトロ」 – 日本電設工業株式会社

Posted on 2013年5月30日

日本電設工業株式会社はJECA FAIR 2013にて工事用運搬台車「軌陸車連動ブレーキトロを出展。 電柱・支持物などの重量長尺部材の運搬を安全に行うための台車を紹介。Continue Reading…

[JECA FAIR 2013] マルチメディア配線器具「AVコンセント」 – 株式会社ネットメカニズム

Posted on 2013年5月30日

株式会社ネットメカニズムはJECA FAIR 2013にてマルチメディア配線器具「AVコンセント」を出展。 AV信号やLANやUSBなどの情報信号用の画期的な壁面コンセントと露出配線ボックスを紹介。Continue Reading…

[JECA FAIR 2013] 自家発電装置「TQGP12KA」 – 株式会社東京電機

Posted on 2013年5月30日

株式会社東京電機はJECA FAIR 2013にて自家発電装置「TQGP12KA」を出展。 緊急用にも使えるコンパクトな自家発電装置を紹介。Continue Reading…

[JECA FAIR 2013] 鳥害対策特殊レンズ「撃退ドットマン」 – 有限会社ウィングヤマグチ

Posted on 2013年5月30日

有限会社ウィングヤマグチはJECA FAIR 2013にて鳥害対策特殊レンズ「撃退ドットマン」を出展。 特殊な模様による鳥害対策製品を紹介。Continue Reading…

[JECA FAIR 2013] 安全帯使用状況管理システム「イプロン」 – 藤井電工株式会社

藤井電工株式会社はJECA FAIR 2013にて安全帯使用状況管理システム「イプロン」を出展。
高所作業からの堕落・転落を防止するための安全帯の使用状況を監視するシステムを紹介。

[JECA FAIR 2013] 工事用運搬台車「軌陸車連動ブレーキトロ」 – 日本電設工業株式会社

日本電設工業株式会社はJECA FAIR 2013にて工事用運搬台車「軌陸車連動ブレーキトロを出展。
電柱・支持物などの重量長尺部材の運搬を安全に行うための台車を紹介。

[JECA FAIR 2013] マルチメディア配線器具「AVコンセント」 – 株式会社ネットメカニズム

株式会社ネットメカニズムはJECA FAIR 2013にてマルチメディア配線器具「AVコンセント」を出展。
AV信号やLANやUSBなどの情報信号用の画期的な壁面コンセントと露出配線ボックスを紹介。

[JECA FAIR 2013] 自家発電装置「TQGP12KA」 – 株式会社東京電機

株式会社東京電機はJECA FAIR 2013にて自家発電装置「TQGP12KA」を出展。
緊急用にも使えるコンパクトな自家発電装置を紹介。

[JECA FAIR 2013] 鳥害対策特殊レンズ「撃退ドットマン」 – 有限会社ウィングヤマグチ

有限会社ウィングヤマグチはJECA FAIR 2013にて鳥害対策特殊レンズ「撃退ドットマン」を出展。
特殊な模様による鳥害対策製品を紹介。

ひぐちのMICE旅日記~軽井沢編1

5月23日・24日の2日間、軽井沢MICEプロジェクトとして軽井沢リゾート会議都市推進協議会(軽井沢RCC・土屋芳春会長)主催の研修プログラム体験会が実施されました。

参加者は、旅行会社、イベント企画会社、研修企画会社など、計20名。

長野県地域元気づくり支援金と軽井沢町からの出資で実現したこの試みは、軽井沢RCCでも初めてとなるツアープログラムです。内容は、1泊2日で3つの研修プログラムを体験するというもの。当初は、軽井沢RCCのメンバーである11のホテル・ペンションを巡る視察ツアーという案も出ていたようですが、インターネットやパンフレット写真でも事足りるのではという意見が出て、軽井沢RCCが自ら造成したプログラムを含む体験型ツアーが採用されました。

日頃、法人・学校向けツアーを企画・運営している旅行関係者やスポーツ関連イベントに強く商品開発も手がけるイベント会社、チームビルディングを主体にプログラム提案する企画会社など、それぞれの顧客ニーズと視点をもつ各立場の参加者に3つのプログラムを体験してもらうことで、一方的でないか、物足りないところはないか、といった意見を吸い上げて、オリジナル商品の実用化へとつなげることが今回の目的だと話します。

軽井沢RCCは2011年2月28日に設立して、現在、3年目。軽井沢観光協会、軽井沢町商工会、軽井沢旅館組合の地元3団体とコンファレンス関連協会、11のホテル、ペンションからなる協議会で、これまで少なかったメンバー間の交流からスタートをし、互いの情報を共有することで、「どうぞ、うちの宿泊施設へ」だけでなく、「軽井沢で会議をしませんか」といったディスティネーション力の強化とリゾート会議というコンテンツ力での提案を図っています。RCCメンバー施設は、いずれも1泊3食+会議室+キオスク+基本AV機器を含んだCMP(Complete Meeting Package)商品を提示できることが条件とのこと。海外ではほとんどのホテルが採用しているパッケージプランを取り入れるなど、受入のための体制づくりを整えたり、勉強会が行なわれているということでした。

参加したある旅行関係者は「軽井沢にRCCのような取組みがあることも知らなかった。沖縄、京都のようにブランド力で集客ができると思っていたので意外だった」と印象を語っていました。また、別の参加者は「地域内の横の連携だけでなく、外部の視点を盛り込もうとする取組み自体が新鮮だった」と受け止め、ディスカッションや商談会、交流会の場面では、さまざまな角度から体験プログラムに盛り込むべき視点や具体的アイデアが交換されていました。

次回、軽井沢RCCから用意された、軽井沢研修プログラム「街歩き 軽井沢検定に挑戦!」、「スピーカーズビューロー」、「カーリング体験」のようすをお届けしたいと思います。(ピーオーピー樋口)

中山新CEO「出展者にソリューション提供」 ~ハノーバーフェアーズジャパン

ドイツ・ハノーバーに本社を置く世界有数の見本市運営会社ドイツメッセ(株)と、同社の日本法人ハノーバーフェアーズジャパン(株)は5月28日、ホテルオークラ東京で記者会見を開催。7月1日付けで、ハノーバーフェアーズジャパン(株)の最高経営責任者(CEO)に中山和也氏が就任することを発表。あわせて、ドイツメッセが運営する見本市のプレゼンテーションを行なった。

ドイツメッセのゲッツ・デルマン上級副社長は、「日本は生産財をはじめ多くの産業分野で技術革新のソースとして重要な国。当社も2009年に日本法人を設置して、コミットメントの強化を図ってきた。現職の盛氏には法人設立だけでなく、日本のキープレーヤーとの人脈構築に尽力していただいた。中山氏はドイツと日本のビジネス関係構築に豊富な経験をもっており、当社のさらなる発展に寄与して欲しい」と語った。

中山氏はインテリア繊維メーカー勤務後に米国に渡り、現代経営学の第一人者フィリップ・コトラー教授に学びMBAを取得。その後コンサルタントや日系企業の海外担当、ドイツの家具金物メーカー勤務などを歴任し、日独両国での幅広い人脈と経験をもつ。すでに今年3月より、同社の営業本部長として活動を開始していた。「見本市と展示会は似ており、出展者はなんらかの経営課題解決を見本市出展に求めている。スペースを売るだけでなく、ドイツメッセ社のリソースを活用して、ソリューションを提供していきたい」と抱負を語った。

会場クレームの7割がソフトに起因!?~MPIセミナーで前野氏が利用率上げるヒントを提言

MPIジャパンは5月27日、六本木アカデミーヒルズで「MPIジャパン5月度セミナー」を開催した。
今回は(株)ホットスケープ代表取締役の前野伸幸氏が「ホットスケープの挑戦~企業の求めるMICEを実現するイベント・マネージメント力」と題して、イベント運営や施設のコンサルティングの経験から、イベントの成功や施設の反映へのアドバイスやイベント業界発展への提言を行なった。

講演に先立ち山本牧子会長が「トリップアドバイザー」の世界の主要都市ランキングで東京が高い評価を得ていることや、開催を控えていたオフサイトミーティングを再開しているという自身の経験を交えて、日本MICE復調の兆しが見えていると語った。また、浅井名誉会長は、会員外の参加が多かったことから、あらためてMPIの活動内容を紹介した。

 

前野氏は自社の、(1)イベントをつくる仕事と(2)施設運営とコンサルティングの2つの事業について、大手主催企業との取組みで得たノウハウやアドバイスを語った。

(1)イベントをつくる仕事

主催企業から広告代理店、イベント企画会社を経て制作会社に依頼されるという既存のイベント業務受注の流れから脱却し、直接主催企業から受注する形をとっている。イベントをつくることが仕事ではなく、企業の問題解決を自らの業務と捉えて、その手段としてイベントを活用することもある、という考え方を明かした。そのような関係を構築するための主催企業との価値共有には、自社の独自性、優位性、提供できる価値を明示できることが必要とした。

担当1名がイベントを成功させるためのジョブデザインを行ない、すべてのプログラムについて責任を担うワンストップ体制。自社で140人にのぼる登録スタッフを抱える運営力というホットスケープ社の2点の強みとし、その背景について説明した。

 

(2)施設運営とコンサルティング(顧客と施設をつなぐ力)
主催者に代わり会場を選定したり、主催者が探してきた会場もホットスケープ社がチェックしてから契約するなど、顧客との信頼関係を築かれている。そのために、同社では具体的な評価基準を策定し、主催者が望むイベント内容と会場機能とのミスマッチをなくす努力を欠かしていない。

前野氏はプランナーの視点から施設管理者に下記を提案した。
1. 詳細で実態と違いのない図面の提供
平面図、断面図、天井図、電源図などをHPでアップすることで、プランナーの手間を省くこと。また映像機器の設置計画や会場設計に影響するシャンデリアや突起物、また搬入機器の置き場所やバックヤードまで含めた図面がプランナーに大きく役立つ。

2.搬入条件の明確化
イベントに多くの機材を持ち込む際には多くの業者が別々に機材を持ち込むことが多い。連絡の齟齬を防ぐためにも詳細のマニュアルの設定が望まれる。

3.回答のスピード
空き状況の確認(仮おさえルールの明確化)、レイアウト図の提供、メニューの提案、見積り(料金設定の明確化)など、基準となるものを作成することで、施設営業者の早いレスポンスが必要。プランナーが主催企業に提案するタイミングに合わないことも多い、と現状を指摘した。

また、ダブルブッキング、顧客の要望を断るだけで代替案をださない、警備員・担当の態度が悪い、搬入出に時間がかかる、荷捌場が狭い・有料、エレベーターが小さい、図面と実寸が違いすぎる 、管理費を計上しているのにスタッフが立ち会わない、機材の使い方をだれも解らない 、営業と打ち合わせたことが現場に伝わっていないなど、利用者から施設側へのクレームの具体例をあげた。しかし、主催者側への配慮からこのようなクレームを施設側に伝えることは少ないと実情を語った。またクレームの内容を分析し、7割が人的問題にあり、施設管理者の努力で改善できると話した。

最後に、どのイベントにも最適といことはなく、タイプごとに適した会場がある。自社施設の強みと弱みをプランナーにわかりやすく伝えることで、会場のミスマッチを減らせる。それが業界全体の最適化につながると、施設関係者にエールをおくった。

 

 

前野氏による施設チェックポイント。イベントの種類・演出ポイントの違いはあるが、共通点を抜粋   
施設に関してすべてが「時は金なり」。時間で料金が発生する施設では、時間が重要なはずと指摘する前野氏。当日はもちろん準備の段階から、いかに利用者や制作会社の手間や煩わしさを省いて スムーズに時間の無駄なく対応できるかがカギだと話す