私が注目したのは、動いている人物に対して高速で映像が追従していくというパナソニックのHIGH-SPEED TRACKING AND PROJECTIONMAPPINGです。この技術自体は以前からありましたが、ここまで正確に映像がついていけるものはありませんでした。ここまで正確性が向上した理由は、これまで赤外線カメラをパソコンに繋いで映像を流していたものを、プロジェクターに直接赤外線カメラの位置情報を入れるように改造したことで動く形状をよりリアルタイムで追従できるようになったからです。このような技術革新によって、私たちが新たなサービスを提供できる可能性が広がるということを感じることができたことが非常に良かったです。
私はIPの伝送とかに興味があったのでAV over IPの4Kまで対応するIP送受信機のDVIGEAR DisplayNetという製品に注目しました。送信機や受信機とコントロールサーバーをハブに繋いで、WEBベースにアクセスしてソフトウェアの制御によってマルチビューでシームレスに切り替えが可能な製品でした。
IPの技術を使えばコストを抑えられることができるので、他にも低価格のものなど手軽に使える製品が多く見られました。