【JTB】前年比で売上は大幅増、国内・海外旅行も回復

JTB(代表取締役 社長執行役員 山北栄二郎)は、2023年3月期 第2四半期の連結決算を取りまとめた。

決算概要の中で同社は、グループの中核である「旅行」「MICE」は、コロナ禍前までの需要回復には至っていないものの、一定程度の回復の兆しが見られていると述べている。

国内における企業及び自治体向けのBPO業務においては運営ノウハウの蓄積や営業接点を活かし、収益の拡大に貢献したという。

また、2年ぶりに新卒採用活動を再開、2023年度はグループ全体で300名の採用を予定している。

最終的に当連結売上高は3,862億51百万円(前期比2,064億6百万円の増収)、営業損失は46億58百万円(前期比284億21百万円の増益)、経常損失は22億29百万円(前期比237億99百万円の増益)、税引後の純損失は28億94百万円となった。

2022年度通期見通しは当初計画営業利益63億円の達成、および最終利益は黒字を見込んでいる。

2022年度中間期 前年比 2021年度中間期
国内旅行 1,668億9百万円 292.00% 571億30百万円
海外旅行 99億91百万円 977.60% 10億22百万円
訪日旅行 38億61百万円 13.90% 277億24百万円
グローバル旅行 99億39百万円 1194.60% 8億32百万円
旅行計 1,906億00百万円 219.80% 867億8百万円
旅行以外計 1,956億51百万円 210.10% 931億37百万円

※グローバル旅行:日本発着以外の旅行
※旅行以外:MICE・BPO、商事、出版事業等