IHGホテルズ&リゾーツ、HMIと提携し3つのホテルを「ANAクラウンプラザホテル」に

IHGホテルズ&リゾーツは2024年8月28日に都内のホテルで記者発表会を開き、ホテルマネージメントインターナショナル(HMI)と提携し、2026年に3つのホテルを「ANAクラウンプラザホテル」にリブランドすると発表した。

アビジェイ・サンディリア氏(左)と比良竜虎氏(右)

ザ クラウンパレス新阪急高知、ホテルクラウンパレス知立、ホテルクラウンパレス浜松はクラウンプラザホテルのネットワークに加わり、それぞれANAクラウンプラザホテル高知、ANAクラウンプラザホテル知立、ANAクラウンプラザホテル浜松に生まれ変わる。

提携にあたり、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEO兼 IHGホテルズ&リゾーツ 日本&マイクロネシア マネージングディレクターのアビジェイ・サンディリア氏は、「IHGブランドの魅力、グローバルな企業価値、そしてANAとの協力関係のもと日本でのビジネスを国内でサポートする。ブランド価値を拡大し高知、知立、浜松という3つの新たなデスティネーションをポートフォリオに追加することでレジャー、ビジネス、ブレジャーなど各セグメントにおいて、ゲストに新しい体験と選択肢を提供する」と話す。

HMIの比良竜虎社長は、「IHGと ANA クラウンプラザのブランド力で、より幅広い旅行者にホテルを利用いただけるようサービスを強化し、事業を拡大することができる。日本を訪れる海外からの旅行者の多くが大都市だけでなく、あまり知られていない旅先にまで足を延ばしたいと考えている。新たな3つのホテルは国内外の旅行者にその土地を訪れる価値を高め、より多くのゲストを惹きつけるだろう」と話し、日本政府のインバウンド政策である「高付加価値」と「地方誘客」の実現を目指す。

IHGは現在国内で8ブランド(インターコンチネンタル、シックスセンシズ、キンプトン、ANAクラウンプラザ、ホリデイ・イン、ホリデイ・イン エクスプレス、ホテルインディゴ、voco)、47ホテル、約14,000室を展開。さらに今後3年間でリージェント、ヴィニェット コレクション、ガーナーの3つの新ブランドが日本に初参入する予定。