JTBは13日、米国現地法人JTB Americasグループ傘下のMC&Aが、イベント戦略・制作会社Imprint Events Group(Imprint)の持分を譲り受けると発表した。コロナ禍後に需要が回復・拡大する北米のMeetings & Events(M&E)市場で、企画から制作、運営までを一体化した体制を整え、提供価値の向上を図る。
JTBは、M&Eを戦略的なブランドカテゴリーに位置づけ、長期ビジョン「OPEN FRONTIER 2035」のもとでグローバル事業の拡大を進めている。今回の買収を通じて北米におけるM&E事業を強化し、同ビジョンが掲げるグローバル事業比率の向上にもつなげる考えだ。
MC&Aが持つDMC(ディスティネーション・マネージメント・カンパニー)としての専門性と、Imprintのクリエイティブ主導のイベント制作力を統合することで、ワンストップ化による効率化と品質向上を狙う。拠点の有無に左右されないネットワークと実行体制を活かした柔軟な対応、クリエイティブとオペレーションの融合による体験価値の最大化も打ち出した。
両社は統合後、サービスの一貫性を高めながら、より多様で高品質なイベント運営を実現する方針。人財や能力への投資を進め、成長を加速させるとしている。
MC&Aは1983年にハワイ州で設立され、全米に拠点を展開する北米有数のDMCとして法人顧客向けサービスを提供してきた。Imprintは1969年創業で、コロラド州デンバーを本社にラスベガス、オーランドにも拠点を持つイベント戦略・制作会社として事業を展開している。












