政府 9月中のイベント人数制限緩和について 近いうちに分科会開催 コロナ感染減少傾向ふまえ

西村康稔経済再生相は9月8日、会見の中でイベントの人数制限緩和の方向性について「感染者の減少傾向も見えてきている。そう遠くない将来、分科会を開き、専門家の皆さんの意見も聞きながら判断をしていきたいと考えている」と発言した。

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政府 9月19日からイベント人数制限を緩和 コロナ感染状況ふまえ

西村大臣は「8月末段階では感染状況がピークを超えたかもしれないが、減少傾向にあるかわからない状況だった。しかしその後、減少傾向も見えており専門家の方に分析を急いでいただいている」と述べ、状況を踏まえて判断していく姿勢を示した。

この日、プロ野球・Jリーグからは人数制限を「2万人もしくは最大収容人数の50%まで」とする要望書が連名で出されている県に触れ「これまで5000人の制限でやって頂いているが、感染が広がったという話は聞かないので、感染防止策は徹底されていると思う。さらに緩和した場合は、トイレや出入り口で密にならないような工夫や感染防止策と併せて検討して頂きたいと考えている」と述べ、感染後の飲酒などについて「飲みに行ったらいけないということではなく、感染防止策を取って大人数でなければ問題ないが、そういうことになりがちなので感染防止策と経済社会活動と両立を図っていくという観点から、専門家の皆さんにはご議論いただきたい」と続けた。

またクラシックコンサートや歌舞伎など古典芸能について「なかなか採算が取れないという話は頂いている。スパコンの富岳を使ったシュミレーションも進めており、新たな知見も出てきているので、そういった室内での文化事業についてもご議論を頂きたい」と話し、今後については「足元の感染がどんどん拡大している中ではなかなか緩和はできないが、専門家の皆さんから見て足元の状況が落ち着いてきていることが明確になってくれば、感染状況の分析・評価をしっかりやって頂いたうえで判断していく」と述べた。