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全体傾向分析(06年10~12月)

見本市展示会通信では、国内における展示会の全体的な状況把握のために商談展の実数値データを扱う調査を行なった。そこで今回、全体傾向を掴むためのデータとして2006年10月から12月の3か月間で開催された主な展示会の「開催件数」「出展者数」「出展小間数」「来場者数」のデータを集計し、その結果を掲載した。
同期の各項目の主な集計結果は、出展者数=29,587社、出展小間数=57,687小間、来場者数=5,544,820人となった。ちなみに、展示会TOP10では「セミコン・ジャパン」、「CEATEC JAPAN」、「日本工作機械見本市(JIMTOF)」が上位3位を占めた。
今後、本紙では開催結果データを継続的に公表し、グラフや表で展示会の動向を紹介する。

消防訓練を実施

国内最大級の面積を誇る幕張メッセは3月7日、万一の火災に備えて消防訓練を行なった。訓練は火災が発生した場合の来場者への安全確保と被害を最小限に止めることを目的として実施した。
訓練の内容は、幕張メッセ国際展示場7ホールで展示会開催中に火災が発生したことを想定。(1)発見(2)119番通報(通報訓練)(3)初期消火訓練(水消化器訓練)(4)消火訓練(放水銃取扱訓練)(5)避難誘導(非常放送取扱訓練・パニックオープン取扱訓練)などの訓練を手順を踏んで行ない、万一の場合に備えた。
(070319)

PIショー35回を迎える

1990年4月、「ギフト・ショー」と同時開催という形でスタートして以来、今年の春で記念すべき35回目の開催を迎える「インターナショナルプレミアム・インセンティブショー(PIショー)」。
回を重ねるごとに規模を拡大し、昨年春と同様、今回も東京ビッグサイトに会場を移すなど注目を集めている。
そこで、見本市展示会通信では特集を組み、PIショーのこれまでの推移や今後の展望などについて主催者の株式会社ビジネスガイド社代表取締役社長の芳賀久枝氏にで詳を聞いた。

千葉発 地域経済の発展のために

 「人・モノ・情報」が集まる展示・コンベンション施設は経済の活性化、産業の振興、雇用の創出など、地域に大きな波及効果を及ぼす。その先駆けとなったのが、1989年10月にオープンした「幕張メッセ」である。
そこで、『見本市展示会通信』では、地域経済の牽引役として幕張メッセがどのような役割を果たし、どのような展望を掲げているのかを浮き彫りにするため、中村俊彦・株式会社幕張メッセ代表取締役社長に全体像を聞くとともに、その具体的な活動事例となる人事交流と新規事業(MTS)にについてレポートした。また、地域経済の包括的な動きを中島秀幸・千葉県商工労働部経済政策課長に紹介してもらった。
中村社長は「展示会場が地域に及ぼす経済波及効果を示す取組みにより、国や地方自治体の皆様方に見本市や展示会、イベント、国際会議は大事な産業分野なんだということを示したい」と話すとともに、「幕張メッセを含めた街全体としての《幕張ブランド》を外にアピールしていきたい」と幕張メッセの目指している方針を語った。 
 (07/02/13)

音響特機事業本部を設立

株式会社メディア・テクニカル(大津豊社長)は、音響機器販売事業を開始するため音響特機事業本部を設立した。
音響事業本部=東京都港区港南3-5TEL;03-3740-3911
(07/03/1)

40周年式典挙行

(社)日本包装機械工業会(石田隆一会長)は1月16日、東京・丸の内のパレスホテルで「創立40周年記念式典」を挙行した。
当日は会員をはじめ、関係者多数が列席。式典は国歌斉唱、物故者に対する黙祷、記念事業委員長の川西勝三副会長による開会の辞、石田会長による式辞、経済産業省製造産業局の細野哲弘局長による来賓祝辞の後、表彰式に移り、経済産業大臣表彰は石田会長が、経済産業省製造産業局長表彰は渡邉英勝常任理事が受けたほか、業界発展特別功労表彰、永年役員功労表彰、業界発展功労表彰、永年会員表彰、事務局職員永年勤続表彰を行なった。
その後、会場を移して記念祝賀会を開催。思い出話に花を咲かせるとともに、50周年に向けて団結を誓い合った。
(07/02/01)

人事異動

システム部材を使用したブース施工を行なうリビングワークス?鰍ヘこのほど、代表取締役に煤田智之氏が就任した。 (07/01/25)

流通センター駅がバリアフリー対応に

 東京モノレールは、3月初旬をメドに「流通センター駅」にバリアフリー対応のエレベータおよびトイレを新設する。これにより、東京流通センター(TRC)で開催される様々な催事に車いすの人でも一人で来られるようになることから、既存のイベントはもちろん、新規イベントの誘致にも弾みがつきそうだ。
また、3月18日にはダイヤ改正を実施し、増発することもあわせて発表した。
(07/02/01)

「見本市・展示会」の市場規模は5890億円

 (社)日本イベント産業振興協会は昨年、「平成17年国内イベント市場規模推計結果報告書」を発表した。そこで、本紙ではイベント産業の市場規模を読み解く上でも貴重なデータとなるこの報告書から『見本市・展示会』に焦点を当て、その内容を紹介した。
「平成17年国内イベント市場規模推計結果報告書」によると、平成17年(2005年)のイベント市場規模は、全体で3兆8838億円と算出された。
また、今回の推計結果によると『見本市・展示会』の市場規模は5890億円と算出されている。これは、来場者消費額1012億円と事業費4869億円を合計したもの。
ちなみに、「見本市・展示会」の市場規模推計には、弊社出版の『展示会レポート』の開催件数と『見本市展示会総合ハンドブック』の来場者数を参考値としている。
調査を実施した宮木宗治氏は、全体を総括して「現在イベントがおかれた状況には質的な変化が起きていることに目を向けていく必要がある。特に、官民を問わず、観光とイベントとの融合がさまざまな形で推進され始めている。本報告書が、地域振興、観光政策、集客交流事業等の研究や事業展開をしていく際の基礎的資料、指針としてご活用願えれば幸いである」としている。 (07/02/13)

日展協AWARDS募集はじまる

 日本展示会協会(略称・日展協、馬場信会長)はこのほど、「日展協AWARDS2007」の募集を開始した。
同表彰制度は展示会・見本市産業全体の産業振興と活性化を目的にした日展協独自の表彰制度で、展示会・見本市の将来を見据え、実務分野で実務分野で活躍している人たちを顕彰するもの。
表彰の種類は?@展示会部門?A展示会サポート部門?B人材育成部門の3部門で構成されている。
なお、募集の締切りは3月30日。応募・推薦用紙また応募概要の請求は日展協WEBサイトまで。
               (07/01/10)