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【レポート】東京ビッグサイトで「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」が開催

10月23日から25日、東京ビッグサイト(東京国際展示場)東ホールで「TOKYO PACK 2024 -2024東京国際包装展-」が開催された。

包装資材、包装機械から包材加工機械、食品機械、関連機器類、環境対応機材、物流機器類に至る生産・包装・流通の技術に関する情報発信や商談の場となる展示会で、今年は725社が出展した。

来場者は3日間で70,712人(うち海外:6,045人)だった。

※東京ビッグサイト各ゲートに設置されたセンサーによる通過人数をカウントした人数。例えばある人が会期中3日間来場した場合、カウント数は3名となる

京都府⽴植物園 開園100周年記念イベント「LIGHT CYCLES KYOTO」(ライトサイクル キョウト)開催

京都府と京都府⽴植物園アートナイトウォーク実⾏委員会は、夜に輝く植物たちの世界を、光、⾳、プロジェクションによる没⼊体験で旅する「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル キョウト)」を京都府⽴植物園で、12⽉26⽇までの期間で開催する。
このイベントは⽇本最古の公⽴植物園・京都府⽴植物園の100 周年を記念し、世界最⾼峰のマルチメディア・スタジオ「Moment Factory」が⽣物多様性をテーマに体験を演出する。植物園の特徴ある温室を、光や⾳、プロジェクションで彩り、4つのゾーンを参加者⾃ら巡ることで、⼈間の⽬とは異なる植物ならではの「⾒え⽅」、植物と⾃然との関わり⽅、植物同⼠で繰り広げられるコミュニケーションなど、没⼊体験を通して植物が生きる世界を楽しめる。

ゾーン1「LIGHT WILL FIND YOU」では、熱帯の⾼⽊が栽培される「ジャングル室」の曲がりくねった⼩道に降り注ぐこもれびが、参加者の頭上から差し込む。
ゾーン2「MEMORY OF WATER」では、バナナ、パパイヤ、マンゴーといった熱帯果樹などが栽培されている「有⽤作物室」では、熱帯⾬林の森に⼊り込んだ感覚を味わえる。また遠く離れた海の⽔が、太陽の光により温められ、⽔蒸気となり、雲となり、熱帯果樹に恵みの⾬となって戻る「⽔のサイクル」を光の演出で表現する。
ゾーン3:「(IN)VISIBLE」では、乾燥地の植物を中⼼に展示するほか、最後のゾーンで「FOREST FREQUENCIES」では、植物同⼠のコミュニケーションを体験できる。

◆開催概要
LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル キョウト)
会  場:京都府⽴植物園
開催期間:2024年10⽉18⽇(⾦)〜12⽉26⽇(⽊)(毎週⽉曜⽇は休演)
開催時間:18:00〜21:30(最終⼊場 20:30)
チケット料⾦:⼤⼈(⾼校⽣以上)/当⽇券 2,500円 前売券 2,000円、
⼩⼈(⼩中学⽣)/当⽇券 1,200円 前売券 1,000円、未就学児/無料
※公式サイト、各種プレイガイドで販売中
主  催:京都府、京都府⽴植物園アートナイトウォーク実⾏委員会

【対談】Aichi Sky Expo×イノベント 地域にかける思いを共有 パートナーとして連携深める

Aichi Sky Expoが今年8月末、開業5周年を迎えた。開業から展示会や国際会議、コンサートをはじめ、多くのイベント開催を支えてきた。そして10月には食の総合展「FOOD STYLE Chubu」の初開催が決定している。
そこで5年間の運営で磨かれた会場の価値を見つめ直し、催事と会場による連携の展望について、施設を運営する立場とイベントを主催する立場から、それぞれの思いを語ってもらった。


〈登壇者〉
モルガン・ショドゥレール 氏
倉石 剛治 氏

 

 

・Aichi Sky Expo(愛知国際会議展示場)代表取締役社長
モルガン・ショドゥレール 氏

・イノベント 執行役員 第1事業部長
倉石 剛治 氏


空間だけではなく成長を促すサービスを提供する
―開業5周年おめでとうございます。今の率直な気持ちをお聞かせください

モルガン まず「感謝」という言葉が思い浮かびました。開業当時から今まで支援をしてくれた愛知県と、地域のホテル協会、交通機関、空港を含む、ステークホルダーの皆さんに深く感謝します。周囲の力添えがあったからこそ、開業5年という短い時間の中で多くのイベントを当会場に誘致し、開催することができました。また今日も会社を支えてくれている社員に、感謝の気持ちを伝えたいです。

―倉石さんはAichi Sky Expoの建設が決定したときの印象を覚えていますか

倉石 地方の展示場としては最大級の規模で、展示会業界全体が大きなインパクトを受けたと記憶しています。モルガン社長とは以前から展示会の開催に向け情報交換を行っていましたが、昨年初めて実際に会場を視察しました。やはり視察時にも、その規模に圧倒されました。

―5年間の運営を経て、改めて感じる施設の強みはどんな点でしょうか

モルガン 指定管理者の視点だけでなく、イベントを成功まで支援するノウハウを持っている点です。当社はイベントを生業とする一企業ですが、ただ場所を貸すだけではなく、クライアントがどんな課題を抱え、解決に向けてどのように取組んでいるかを分析します。そして顧客のイベントの成長に何が必要であるかを考え、サービスを提案しています。
愛知県や常滑市との連携の強さも、Aichi Sky Expoの長所です。常滑市・伊藤辰矢市長とは定期的に面談し、イベントのスケジュールや経済効果、顧客のニーズについて情報を共有しています。

―展示会を主催する立場から、Aichi Sky Expoの長所はどんな点にあると思いますか

倉石 まず空港直結の会場であることです。イノベントが大阪や九州をはじめ各地で展示会を展開しているのは、東京開催のみでは出会えない、地方の小規模な事業者による出展や来場をカバーするためです。地域に根差した企業の情報を多くの方に見てもらうためには、僕らがその地域で展示会を開催するのが最も確実です。とはいえ地方の開催では、開催地近隣からの来場者が多くなります。主催者としては、もちろん県外のバイヤーにも地域の優れた生産品を訴求したいと考えます。これには全国または海外から来場者を呼ぶ必要がありますが、空港が直結している当会場は、遠方からの来場者も誘致しやすいです。これは大きなメリットです。

 

「FOOD STYLE Chubu」初開催が決定 継続を見据えて

―今年の10月23日、24日の2日間、「FOOD STYLE Chubu」が初開催されます。なぜ会場にAichi Sky Expoを選んだのでしょう

倉石 決め手となったのは、会場と地域による手厚い協力体制です。開催発表までに会場による県や市とのつながりを活かした支援を受けました。実際のところ、ここまで初開催に向けて地域と共に準備をしたのは初めてかもしれません。今回は特に県には、出展企業と来場企業の誘致に協力していただきました。展示会内の企画も共催しており、親身になっていただいています。
施設としての機能の高さも、開催を決めた要素のひとつです。特に駐車場の台数が多い点が魅力でした。地方の展示会場は多くの場合、催事の規模を拡大すると、施設会場の各インフラが来場者や出展者の数に追いつかなくなってしまう問題を抱えています。
 駐車場はその傾向が顕著であり、全館規模の展示会を開催すると、駐車場が足りなくなったり、出入り口で渋滞が起こったりしてしまうことがあります。その点Aichi Sky Expoは十分な台数の駐車場があり、これから展示規模を拡大しても駐車場の運営がスムーズにできると思います。

モルガン 「FOOD STYLE Chubu」をはじめイベントの進化のため、今後会場に望むアップデートはありますか?

倉石 今のところ、会場自体の機能に不満点はありません。ただ会場が位置する空港島に渡る際、必ず有料道路を通らなければならないのが、運営者と参加者を含め少し負担になっています。高速道路の開放や鉄道特急券の割引、シャトルバスの運行といった交通手段の支援があれば嬉しいです。

モルガン 考えられる支援策としては、主催者への一括でのサポートでしょうか。個人個人で有料道路の割引を実施するのは、来場者と空港へ向かう人々の区別がつかず、かなり難しい状況です。

倉石 なにかしらの支援をいただけるのであれば、どんな形でもありがたいです。個々には主催者で対応します。例えば今回は、会場の駐車場を利用されている来場者の方は有料道路を通ったと判断できますので、限定でクオカードのプレゼントを考えています。こうした施策に対して会場や地域からサポートがあれば、より使いやすい会場として他の利用者から認知されていくのではないでしょうか。

(次ページへ続く)

自工会、2025年のモビリティショーの概要を発表

10月15日から10月18日までの4日間、幕張メッセで開催された「JAPAN MOBILITY SHOW Biz Week 2024」。初日の15日、会場内で行われた「未来モビリティ会議」特別セッションのなかで、主催の日本自動車工業会(自工会)は来年開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の開催概要を発表した。

公式サイトも公開された

「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の会期は2025年の10月30日から11月9日まで。東京ビッグサイトをメイン会場とし開催する。

青山真二氏

発表を行った自工会モビリティショー委員長の青山真二氏はモビリティショーの使命について「日本を元気にし、未来にワクワクする人を増やすこと。そのためにはモビリティ産業がけん引役となり、オールジャパンでの共創が必要。大事なことは新しい仲間を巻き込み、未来を語らいながら、みんなで一緒に創っていくこと」と語り、来年のキャッチフレーズ『ワクワクする未来を探しに行こう』を発表した。前回の来場者数から、”100万人の満足”を掲げ、共創性と体感性を強化したプログラムをキーワード「#FUTURE(モビリティの未来の姿)」「#CULTURE(モビリティそのもの)」「#CREATION(モビリティのビジネス)」を軸に展開すると明かした。
「#FUTURE(モビリティの未来の姿)」では、昨年実施した、未来の社会を体感する「Tokyo Future Tour」をパワーアップする。「#CULTURE(モビリティそのもの)」は、従来のモーターファンだけでなく、関心の薄い人たちのファン化を目指すビリティそのものの魅力を知ることができる企画に、「#CREATION(モビリティのビジネス)」は「JAPAN MOBILITY SHOW Biz Week 2024」で目指すスタートアップをはじめとする新しい仲間との共創を来年も続ける。

「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」の出展参加募集説明会は11月21日に開催する。青山氏は「新しい仲間にも参加してほしい。IT、情報、通信、公共交通、インフラなど新しいカテゴリも対象にする。これから一緒になってモビリティ産業の発展明るい未来を作っていく仲間に集まってほしい」と呼びかけた。

自工会は「共創プラットフォーム」として役割を強化するためショーの方針を刷新。偶数年は「プロセスイヤー」として、企業連携を推進するビジネスイベント「ジャパンモビリティショービズウィーク」を、奇数年は「ショーイヤー」として、多くの人々に未来のモビリティを紹介する、本来の見本市や展示会の側面が強いショーケースイベント「ジャパンモビリティショー」を開催するとしている。

 

今週の展示会スケジュール(10/21~10/27)

▽千葉
10/23(水)~10/25(金)
幕張メッセ
Japan IT Week
Japan DX Week
営業・デジタルマーケティング Week
EC・店舗 Week
https://www.japan-it.jp/autumn/ja-jp.html

▽東京
10/23(水)~10/25(金)
東京ビッグサイト
TOKYO PACK 2024
https://www.tokyo-pack.jp/

10/23(水)~10/25(金)
東京ビッグサイト
食品開発展2024
フードロングライフ ジャパン
セーフティ&テクノロジー ジャパン
ヘルスイングリディエンツジャパン
フード・テイストジャパン

10/23(水)~10/25(金)
東京ビッグサイト
ラベルフォーラムジャパン2024

10/25(金)~10/27(日)
東京ビッグサイト
ASIA DIVE EXPO JAPAN 2024

10/25(金)~10/27(日)
東京ビッグサイト
GOOD LIFE フェア 2024

▽神奈川
10/23(水)~10/25(金)
パシフィコ横浜
第12回国際宝飾展[秋]

▽長野
10/25(金)~10/26(土)
長野市若里多目的スポーツアリーナ ビッグハット
産業フェア in 信州 2024

▽静岡
10/24(木)~10/25(金)
ふじさんめっせ
ふじのくにセルロース循環経済国際展示会 2024

▽愛知
10/23(水)~10/24(木)
Aichi Sky Expo
FOOD STYLE Chubu 2024
https://foodstyle.jp/chubu/

10/23(水)~10/25(金)
ポートメッセなごや
第7回[名古屋]オートモーティブ ワールド -クルマの先端技術展-
第7回[名古屋]カーエレクトロニクス技術展
第7回[名古屋]EV・HV・FCV 技術展
第7回[名古屋]クルマの軽量化 技術展
第7回[名古屋]自動車部品&加工EXPO
・第2回[名古屋]SDV EXPO -車載ソフトウェア開発展-

第4回[名古屋]スマート物流 EXPO

第7回[名古屋]ネプコンジャパン

[名古屋]Factory Innovation Week 2024
第3回[名古屋]グリーンファクトリー EXPO
第7回[名古屋]スマート工場EXPO-IoT/AI/FAによる製造革新展-
第7回[名古屋]ロボ デックス-ロボット[開発]・[活用]展-
・[名古屋]製造業 人手不足対策EXPO

▽大阪
10/21(月)~10/23(水)
インテックス大阪
ビューティーワールド ジャパン 大阪

東洋物産工業の折りたたみヘルメット「BLOOM Ⅱ」(RISCON TOKYO 2024)

安全保護具の総合メーカーである東洋物産工業は10月9日から11日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024」に出展した。
ブースで紹介したのは、折りたたみヘルメット「BLOOM Ⅱ」で、かばんやデスクに収納しやすい平らな形に折りたためる。たたんだときの厚さはわずか45mmで、備蓄セットにも加えやすい。使用時も前後から内側へ押すワンアクションで組み立てられる。
同社では防災・備蓄向けだけではなく、作業現場でも安全に利用でき、持ち運びやすいタイプのヘルメットの開発や製造も手掛けている。
担当者は「通常のヘルメットも重ねられるため想像よりは嵩張らないが、折りたためるものの方がより省スペースになる。個人で持ち歩く際や避難時をはじめ、さまざまなシーンでぜひ使ってほしい」と製品の強みをPRした。

白洋舎の「ユニフォームレンタルサービス」(フードセーフティジャパン2024)

1906年に創業し、日本で初めてドライクリーニングを開発し、以来クリーニングの事業を中心に展開する白洋舎は、「フードセーフティジャパン2024」に出展した。今回の出展では、ユニフォームのレンタルサービスを紹介した。
徹底した安全管理が求められる食品企業では、ユニフォームの衛生管理にも気を配る必要があるという。このレンタルサービスでは、メンテナンス付きでユニフォームを貸し出すもので、衛生面での管理を図りながら手間やコストを軽減する。
定期的に回収し、HACCPに準じた方法で洗濯と乾燥、仕上げの3工程で加熱による殺菌処理を施す。家庭の洗濯では落ちない汚れや雑菌を除去する。
また洗濯や着替えの頻度に合わせて必要な枚数を揃え、サイズの交換やほつれの補修にも対応するほか、ユニフォームに管理用のICチップを組込むサービスも展開。サイズや素材、部署など使用者の基礎情報を登録し、回収と納品の入出庫経歴を管理する。

SINKPIA・JAPANの生ごみ処理機「SINKPIA GJ-TYPE」(フードシステムソリューション2024)

業務用生ごみ処理機の生産販売を手掛けるSINKPIA・JAPANは、10月9日から11日の「フードシステムソリューション2024」に出展し、学校給食や病院、高齢者施設に向け、「SINKPIA GJ-TYPE」シリーズを紹介した。
「SINKPIA GJ-TYPE」は生ごみ処理機で、微生物を使って、生ごみを約24時間で液状に生分解する。基本は中から残渣を取り出す必要がなく、処理容量を超えない限りは生ごみを追加で投入できる。処理槽内で生ごみ処理機専用の微生物が高密度に生息し、攪拌されることで生分解効率が向上、装置小型化が実現した。臭いも少なく、脱臭や排気ダクト設備が不要。厨房や加工室への設置も可能となり、作業効率が向上したことから、関連スタッフの労働環境の改善も期待される。用途によって、大型・中型・小型のラインナップをそろえており、最近では小型機を導入している学校や施設も増加しているという。
会期中は毎日、ブースの表で実際に生ごみを投入し実演。足を止めた来場者に処理槽の内部を見せながら製品の特徴を説明した。

イベントの安全対策とサステナビリティテーマにシンポジウム開催 ポートメッセなごや

ポートメッセなごやMICEコンソーシアムは、2025年2月18日に「イベント安全対策シンポジウム (仮称)~イベントの安全・防災とサステナブルを考える~」を開催する。会場はポートメッセなごや・コンベンションセンター3階ホールA。
シンポジウムでは準備段階からイベント終了までの安全管理や災害対策、サステナブルな展示会・イベントの制作に向けた取組みや課題解決のヒントを提案する。

第1部はイベントの安全と防災に焦点を当てる。「イベント関係者全員で取り組む安全対策」をテーマに、日本展示会協会・安全対策委員会委員長であり、フランクフルトメッセジャパン・代表取締役社長の梶原靖志氏が登壇する。
また気象庁名古屋地方気象台・地震津波火山防災情報調整官の仲岡茂氏が、自然災害への対策について取り上げるほか、日経イベント・プロ執行役員の安藤英賢氏は、展示会開催中に震災を体験した自身の経験から得た教訓と対策について講じる。

第2部はサステナブルなイベントの開催をテーマとし、日本展示会協会・サスティナビリティ推進委員会副委員長の白川陽一氏と、日本イベント産業振興協会・サステナビリティ委員会委員長の越川延明氏が登壇予定。
会場内では協賛展示コーナーも展開し、各企業や団体の安全と安心、サステナブルな取組みを紹介する。

参加対象はイベント主催者や運営会社、支援企業、施設関係者など。参加費は無料で、事前に登録が必要。登録開始は12月頃、WEBサイトでの募集を予定している。