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危機管理産業展(RISCON TOKYO)2017初日レポート【展示会レポート】

開会式 テープカットにて

 

本日から「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2017」が東京ビッグサイトで幕を開けた。

会場内は災害対策を網羅する“防災・減災ゾーン”、防犯対策を網羅する“セキュリティゾーン”、自治体・企業活動を取り巻くリスク対策を網羅する“事業リスク対策ゾーン”に別れ、地震や津波などの災害対策製品や、AIを搭載した警備システム、救命ボート、消防用無線などが展示された。

会場内のようす

 

今回、“災害対策ロボット・ドローン”では、防災や救助でその活躍が期待されるドローンが並んだほか、西ホールのアトリウムでは東京オリンピック・パラリンピックに向け“2020TOKYOセキュリティ”など、複数の集中展示を展開。

2020TOKYOセキュリティ

 

また、特別併催企画「サイバーセキュリティワールド」では、自治体や企業などに向けサイバー攻撃に対する最新情報や製品が一堂に集まった。

さらに屋上展示場では、東京消防庁による救出ロボットデモンストレーションが行われた。消防隊員による遠隔操作でロボットが2本のアームを使って障害物をどかし、倒れた人をコンベアで救助する姿に、多くの来場者が関心を寄せた。

東京消防庁によるデモンストレーション

 

会期は13日まで。多様化する犯罪や予測できない災害に備えようと考えているなら、同展にぜひ足を運んでみて欲しい。新しい防犯や防災を知ることができる。

【展示会出展募集】2つのゾーンを新設し出展者を募集
~FOODEX JAPAN 2018

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前回のようす

日本能率協会(JMA)ほか4団体は、2018年3月6日から9日まで、幕張メッセでアジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN2018」を開催する。

同展は日本全国、世界の食品・飲料のトレンド発信地として行われるアジア最大級の食品業界関係者向けの専門展示会。43回目を迎える今回、人手不足対応・生産性向上等を目的とした「ショートタイムクッキング」、ハラール認証などの国際規格認証を取得した商品を展示する「グローバルスタンダード」の2ゾーンを新設する。

「ショートタイムクッキング」ではニーズに反した外食・サービス産業の人手不足、アルバイトスタッフでも調理可能なメニュー開発、スタッフへのオペレーションが容易な業務用製品など、業界の課題解消を提案。
短時間調理が可能なキット化された半惣菜型業務用製品、家庭での調理を促進するレシピ動画サービス・調理器具、簡便調理製品などを集中展示する。

前回のようす

「グローバルスタンダード」ではイン・アウトバウンド両面のニーズに対応した食材や認証取得に関わる情報を集中展示。
ケータリング、ホテル・旅館、フードサービス業界におけるハラール認証をはじめとした国際規格認証の取得、および食材の提供といった課題解決を図る。

同展では現在、国内外のフードサービス、小売、ホテル・旅館関係者などの業界関係者に向けた食品・飲料メーカー、商社の出展を募集している。

料金(税込)は、1ブース(2.7m×2.7m)あたり主催5団体の正会員および賛助会員37万8,000円、会員外41万400円。締切は10月13日。

 

※「見本市展示会通信」763号より抜粋(2017年10月1日発行)

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エネルギー関連製品一堂に
~エコテクノ2017【展示会開催情報】

福岡県、北九州市、北九州観光コンベンション協会は10月11日から13日の3日間、西日本総合展示場新館で「エコテクノ2017」を開催する。

同展は環境・エネルギー産業への新規参入やビジネスマッチング、開発製品の市場化などを支援することにより、新たな環境・エネルギー産業を育成し、産業・地域振興に寄与することを目的として、環境ソリューション製品・技術と、新たなエネルギー社会の実現に向けたエネルギー関連製品・技術を一堂に紹介する。

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また、開催記念基調講演会では2名の講師を招き〝ハウステンボス「変なホテル」の挑戦〞〝持続可能な社会の実現を目指して〜イオンの取組み〞の2つのプログラムを予定。

ほかにも次世代の低炭素まちづくりや、洋上風力発電、響灘地区エネルギー拠点などを見て回ることができる環境・エネルギーツアーのほか、燃料電池自動車の試乗会も実施する。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。☞(http://www.eco-t.net/

 

※「見本市展示会通信」763号より抜粋(2017年10月1日発行)

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【MICE】観光経営の新たな人材育成
~観光庁・観光経営人材育成フォーラム

観光庁は9月20日、観光経営人材育成フォーラム「インバウンド4000万人時代を支えるトップレベルの観光経営人材育成を考える」を大手町・日経ホールで行った。

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冒頭、観光庁長官の田村明比古氏は「わが国の観光は労働力不足、生産性の低さが課題となっている。また、拡大するインバウンド市場のマーケットに結びついていない面がある。今後、旅行業の形をどのように示していけるかが課題。さらにデータに基づくマーケティングを行えるDMOの進化など、世界的に観光産業は変革期を迎えている。そのため経営人材育成システムの強化が早急に求められる。観光庁では経営の人材育成に着実に取り組んでいくとともに、関係者のみなさまには引き続き協力をお願いしたい」と挨拶した。

その後、星野リゾート代表の星野佳路氏が、同社の人材育成事例やノウハウなどについて、一橋大学大学院商学研究科教授の山内弘隆氏が「一橋大学が目指す観光経営人材育成」について、京都大学経営管理大学院院長の若林靖永氏が「京都大学が目指す観光経営人材育成」をテーマに講演を行った。

※「見本市展示会通信」763号より抜粋(2017年10月1日発行)

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都庁前でデモ~東京ビッグサイト利用制限問題~

 

「展示会産業で働く人々の生活と雇用を守る会」は10月5日都庁周辺でデモ行進を行なった。
東京オリンピック・パラリンピック2020に伴う東京ビッグサイトの利用制約及び5カ月間の完全閉鎖を問題としたもの。

デモには展示会の施工や運営など、展示会産業に関わる約300人が集まった。

デモ2017100502

 

 

 

 

 

 

 

 

未来のモビリティ社会テーマに主催者テーマ展示を展開【展示会開催情報】
~東京モーターショー2017

前回開催のようす
前回開催のようす

日本自動車工業会(西川廣人会長)は10月27日から11月5日までの10日間、東京ビッグサイトで「第45回東京モーターショー2017」を開催する。

開催に先立ち9月21日の「9月度定例会長会見〜第45回東京モーターショー2017開催概要記者発表会」では、未来のモビリティ社会をテーマに世界最先端のナレッジを集結させた主催者テーマ展示「TOKYOCONNECTED LAB 2017」の概要などを発表した。

前回開催のようす
前回開催のようす

冒頭、西川廣人会長が「徐々に景気が回復しており、自動車産業においても好調に推移している。今回のモーターショーではモビリティ社会のさらなる進化を感じていただくなど、主催者展示としてさまざまな企画を行う。車を運転していない方々も含め、より多くの幅広い方に興味を持って来場いただき、楽しんでいただきたい、という思いで企画準備を進めてきた」と今回展への意気込みを語った。

前回開催のようす
前回開催のようす

 

※「見本市展示会通信」763号より抜粋(2017年10月1日発行)

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JAPAN PACK 2017 初日レポート
【展示会レポート】

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本日10月3日から、東京ビッグサイトで包装機械や資材、物流機器、関連機器などが展示される「JAPAN PACK 2017」が始まった。

“新しい包程式、ここに集まる。”をテーマに、包装に関する最新情報が一堂に集結。
31回目を迎える今回は445社が出展し、うち海外からも韓国、台湾、中国など、37社が出展した。

会場内ではコンベアや、陳列ロボットアーム、サンプル用に液体を個包装する技術などが並んだ。会場内では随所で大型の機械が動き回り、各ブースでデモンストレーションやプレゼンテーションが積極的に行われ、多くの来場社が足を止めていた。

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包装相談コーナー

また、創立50周年を迎えた主催の日本包装機械工業会による50周年記念企画コーナーのほか、包装相談コーナー、学生のための就活サポートコーナーなど、展示以外のコーナー・企画も充実している。

明日10月4日11時からの特別講演では “2030年の未来予測と食品包装”“CSVにおける、これからの商品開発の在り方”“健康志向の高まりと「減塩亀田の柿の種」の開発”“次世代パッケージの開発”などのプログラムを予定。

同展は6日までの開催で、次回会期は2019年。ぜひ残りの3日で業界のトレンドや最新情報を掴んで欲しい。

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国内最大級のCPS/IoT展が3日開幕~CEATEC JAPAN 2017の見どころを紹介~【展示会開催情報】

CEATEC JAPN実施協議会は10月3日から6日までの4日間、幕張メッセで「CEATEC JAPAN 2017」を開催する。開催に先立ち、10月2日にメディアコンベンションを行った。

プレスブリーフィングでは実施協議会の鹿野清エグゼクティブプロデューサーが今回の狙いや見どころについて解説。

DSC_0014昨年従来のエレクトロニクス総合展からCPS/IoT展へと舵を大きく切った同展について、前回のコンセプトを踏襲しつついかに本格化させるかが重要としたうえで「CPS/IoTはわかりづらい世界だが、本展には最新デバイスから社会における問題のソリューションまで、実現性の高い提案が多くそろっている」と熱弁。国が掲げるSociety5.0の動きを実際に見て聞いて、手に取って感じてほしいと訴えた。また、「今回の規模は出展者数667社・団体、小間数1758小間、海外出展者数199社・団体と前回に比べ微増だが、スタートアップ企業が国内外ともに多く、従来は出展のなかった産業も見受けられる」と、規模以上に中身が大きく変わっていると主張し、昨年14万5,000人であった来場者数を今年は16万人にすると目標を高く掲げた。

プレスブリーフィングの後はメディアコンベンションが行われた。以下に「CEATEC JAPAN 2017」の見どころの一部を紹介する。

NTTドコモ

次世代通信技術である5Gを見据えたコミュニケーション手段として、8K60fps高品質パノラマVRを体験することができる。YAMAHAの64chからなる立体音響技術、SHARP製1008ppi液晶パネルを採用したヘッドマウントディスプレイを用いたパノラマ映像は必見だ。

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オムロン

満を持して展示するのは進化した卓球ロボット、4代目「フォルフェウス」であり、同社が提唱する「人と機械の融和」の実現を感じさせる。メディアコンベンションでは2016年リオデジャネイロ五輪卓球メダリスト水谷隼選手が登場し、華麗なラリーを見せた。水谷選手はフォルフェウスについて意見を求められると「人は機械の力を借りて生きているから、これからの進化に期待する」と語った。

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沖電気工業(OKI)

一般車両搭載型の移動ATMを6月23日のリリース後、初公開。次世代交通として自動運転を視野に入れており、その前提となる技術を展示する。同社が得意とする自動車の位置管理や渋滞予測をさらに発展させ、これから訪れる自動運転の本格化に備える見通しだ。

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KDDI

au 5Gの先進性・独自性を訴求するためアバターロボット「TELESAR V」を展示。視覚・聴覚・触覚が融合した遠隔体験をすることができ、自分が動くことでロボットにジュースを注がせるといった繊細さを求められる行為も容易く実現することができていた。

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タカラトミー

同社が自信を持って提案するのは、心を持つAIロボット「COZMO(コズモ)」だ。9月に台東館で開催された「クリスマスおもちゃ見本市」でも好評を博した同製品は、周囲の環境に合わせて喜怒哀楽とさまざまな表情を見せるのが特徴。くしゃみや動物の鳴き真似などを合わせるとそのパターンは1,000以上で、ユーザーの名前や好みを覚えてくれるため、遊べば遊ぶほど懐いてくれて、愛着も増すということだ。

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三井住友フィナンシャルグループ

AIやIoTを活用したさまざまなソリューションを提案。身近なところでは、「AIチャットボット」はスマホさえあればすぐにでも活用することができる。使用方法は、口座開設の方法やマイナンバーの提出方法をLINEで送るだけ。AIチャットボットが返事を送ってくれるので、分からないことは何でも聞いてみるといい。

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今回紹介したのはほんの一部のブースだ。全15ブースからなる注目の「IoT TOWN」や「-AI-人工知能パビリオン」、27社・団体が参加することで昨年より規模を大幅に増した「India Showcase」、企業の若手が連携することで新たな展開を図る「One JAPAN」に加え、CPS/IoT活用のヒントを得られる数々のコンファレンスなど、見どころを挙げればきりがない。

「CEATEC JAPAN 2017」は10月3日から6日まで4日間の開催となっている。社会を大きく変えるSociety 5.0がすでに動き出していることを、実際にその目で確かめてほしい。

ビューティーワールド ジャパン ウエスト
【展示会開催情報】
~会場規模を3ホールに拡大して開催

大井田美由紀 氏
大井田美由紀 氏

■12回目の開催を迎える「ビューティーワールドジャパンウエスト」が、規模を拡大して10月16日から18日までの3日間インテックス大阪で開催する。5月に開催した東京展に続く規模拡大について、メサゴ・メッセフランクフルトの統轄マネージャー・大井田美由紀氏に話を聞いた。

ビューティビジネスに関わるあらゆる製品やサービス、情報、技術が集まる「ビューティーワールド ジャパン」は今年5月、東京展が20回目を迎え東京ビッグサイト東3から8ホールで開催した。出展者数624社、来場者数7万3034人と過去最大規模となった。
西日本のビューティ市場に向けた「ビューティーワールド ジャパン ウエスト」でも、出展者の増加により会場を1ホール増やし、また来場者ニーズに対応すべく初日と2日目の開催時間を1時間延長して開催する。

【写真2】BWW2016_venue01

■東京展との違いを打ち出すことで出展者数増加へ
エステ店やネイルサロン、美容院などは、全国各地に大手チェーンが店舗展開する一方で個人経営店が多いのも特徴だ。
そのため、東京の展示会に行くとなると店を閉めなければならず、時間と費用をかけるということが難しいケースも多く、それならば来場対象者の多くいる地域でも開催しようと、2006年にウエストを立ち上げ、さらに2014年には福岡でも開催をスタートした。

大井田氏は「関西だけでなく大阪以西のすべての来場者を対象としていることから〝ウエスト〞と名称を付けた。東京展と比較すると規模的には小さく、2010年までは出展者も来場者もなかなか伸びなかったが、ウエストでは近畿地方からの来場者が多いという特徴をしっかりと打ち出すことにより東京展との差別化ができ、徐々に規模が大きくなっていった」と言う。
そのきっかけになったのが2011年の東日本大震災で、東京展の出展を見合わせてウエストに出展した出展者が、マーケットの対象が西日本に絞られている点を評価し、結果としてウエストへの出展が増加、規模拡大へとつながった。

【写真3】BWW2016_venue03

※「見本市展示会通信」762号より抜粋(2017年9月15日発行)

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「第763号 見本市展示会通信」発刊しました

見本市展示会通信

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第763号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
一面のニュース:同時開催展と2週にわたり開催へ 第85回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2018他、未来のモビリティ社会テーマに主催者テーマ展示を展開 東京モーターショー2017 ほか
<特集>インテックス大阪…(2~4面)
実践MICE講座 第8回 日本コンベンションサービス㈱ 勘澤拓矢氏…(7面)
〈MICEプラス〉観光経済の新たな人材育成 ほか…(7面)
FinalReport「東京ゲームショウ2017」e-Sportsの可能性示した4日間…(8面)
業種別開催データ(2017年11月~ 2018年4月)<消費財関連>…(5~6面)

発行について:第763号 2017年(平成29年)10月1日

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