ホーム ブログ ページ 476

[Battery Japan 2013] 燃料電池電気自動車 FCEVテクノロジー – 日産自動車株式会社

日産自動車株式会社は第4回 国際二次電池展 (バッテリージャパン 2013)において燃料電池電気自動車 FCEVテクノロジーを出展。
燃料電池電気自動車に関するテクノロジーを紹介。
http://www.nissan.co.jp/

[Battery Japan 2013] Li二次電池電極シート検査装置「e-FlexEye」 – ニレコ

株式会社ニレコは第4回 国際二次電池展 (バッテリージャパン 2013)においてLi二次電池電極シート検査装置「e-FlexEye」を出展。
電極材の不良製品の流出を防ぎ、高い歩留まり率を達成できる。
http://www.nireco.com/

[Battery Japan 2013] 高精度定量吐出ポンプ HIBAR PUMP – ユニコントロールズ

ユニコントロールズ株式会社は第4回 国際二次電池展 (バッテリージャパン 2013)において高精度定量吐出ポンプ HIBAR PUMPを出展。
プランジャーポンプのパイオニア、ハイバー社のポンプを紹介。
http://www.unicontrols.co.jp/

O2Oマーケ、スマホECなどマーケティングのトレンドを押さえる

「20年ほど前、マーケティングのツールは広告・ポスターなどアナログが主流でした。でも、いまはテレビコマーシャルと連動したwebサイト構築やSNS活用といった統一キャンペーンへと進化し、従来のスキルとテクノロジーはどんどん拡大してきています」

東京で第1回目となる「マーケティング・テクノロジー・フェア 2013 in 東京」の初日、主催するUBMジャパン代表のクリストファー・イブ氏は、初開催の盛況ぶりに安堵と歓びの表情で、今回集結した出展者についてこう紹介する。

「マーケティング・テクノロジーフェア」は、グローバルに展開している展示会で、英国、インド、中国では「TFM&A(TECHNOLOGY FOR MARKETING & ADVERTISING)」の名称で、トレンドを発信しているもの。ソーシャルメディアをはじめとした話題のデジタルからデータベース、CRMからダイレクトマーケティングなど、企業のマーケティング活動を支援するさまざまな最新のマーケティングソリューションやサービスを紹介している。また、ユーザー事例の紹介を通じ、先進的なマーケティング手法が学べるセミナーなどの充実が特徴だ。日本での開催は、昨年大阪でコールセンター・通販関連の展示会と併催したが、今回の東京が本格的なスタートとなる。

「UBMグループは、ジュエリーや食品、医薬品から海事まで、さまざまな産業分野の展示会を主催・運営してきました。どんな業界でも展示会には出展者が選りすぐった最先端のものが展示されますが、『マーケティング・テクノロジー・フェア』は、産業自体の特性から、最新のなかでもその先をいく技術やノウハウが凝縮され、来場するひとも次はどうなんだ、とアドバンテージを求めて探している。だから、ここにいると相互のパワーを感じます」と言うと、会場から事務局まで届いてくるさざめきに耳をすまし、にこりと笑った。

展示会ビジネスに携わって約20年というイブ氏は、ヒトが進化し成長し続けようとする最先端、そのライン上に立っている感覚が展示会の魅力と感じるとも話す。

「マーケティング・テクノロジー・フェア 2013 in 東京」は、2月27日から28日までの2日間、池袋・サンシャインシティコンベンションセンターで行なわれている。なお、「ネット&モバイル通販ソリューションフェア 2013 in 東京 (第6回)」も同時開催され、相互入場できる。

 

参加対象
【下記のような課題・問題点を持つ企業】
マーケティング部門・機能の強化/市場動向のリサーチ/販売促進(売上の拡大)/企業、商品のブランディングの強化/新商品の開発/顧客情報の分析、管理/流通/マーチャンダイジング

【業種】
小売・流通、通販、サービス、エンターテイメント、メーカー、金融、通信、運輸、放送・出版、不動産など全業種

【対象部門】
経営、経営企画、広報宣伝、マーケティング、営業企画/営業、商品企画・開発担当者など

 

   
◆関連サイト
「マーケティング・テクノロジー・フェア 2013 in 東京」公式サイト
http://www.tfm-japan.com/

「ネット&モバイル通販ソリューションフェア 2013 in 東京 (第6回)」公式サイト
http://www.tsuhan-fair.com/

UBMジャパン・グループ公式サイト
http://www.ubmjapan.com/jpn/index.html

スターウッドMICEプランナー向けに「特典2倍」プロモーションを開始

シェラトン、ウェスティン、セント レジスブランドなどラグジュアリーホテルを運営する業界最大手のスターウッド ホテル&リゾート(以下「スターウッド」)は、オーストラリア、中国、インドネシア、インド、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、ベトナムで展開するアジア太平洋地域の200軒以上のスターウッドホテル&リゾートの各ホテルで、「特典2倍(Rewards on the Double)」MICEプロモーションを開始する。

「特典2倍」――タブレットとスターポイント2倍――を受けられる対象は、スターウッド プリファード プランナー(以下「SPP」)の会員限定。団体での予約1件につき、利用料金が18,000米ドル以上の場合、ミニタブレットを、利用料金が25,000米ドル以上の場合は、タブレットが進呈される。

また、SPP会員は、支払額3米ドルごとに2スターポイントを獲得できる。通常は3米ドルにつき1スターポイントを獲得するため、期間中は2倍となる。この特典は、上限がなく、すべての団体イベントやミーティングの予約に適用されるという(旅行代理店を通して予約されるものも含む)。

このプロモーションを利用するには、2013年3月31日までにイベントの予約を完了し、2013年6月30日までにイベントを開催することが条件となる。

SPPは、スターウッドのロイヤルティプログラムの一つで、会員は、スターポイントを貯めると、無料宿泊(特典除外日なし、スタンダードルーム)、世界各国の1,000軒以上のホテルで利用可能な客室のアップグレード、次回イベントの請求額からの割引など、さまざまな特典と引き換えることができる。

主な参加ホテルは、次の通り。
◇シェラトン マカオホテル、コタイセントラル
マカオ最大、そしてスターウッド最大のホテルでもある、3,896室の客室を備えたシェラトン・マカオホテル,コタイセントラル。15,000平米の最新の会議設備に加えて、5,000平米のミーティングスペースも完備。

◇シェラトン・オンザパーク
557室を備えたシェラトン・オンザパーク。シドニーのハイドパークの正面に位置する市内最大の会議ホテルの1つ。最大900人のゲストを収容できる多機能なミーティングスペースでは、シアタースタイルの設備や最先端の会議設備が用意されている。

◇ウェスティンホテル東京
438室の客室と優れた会議設備を備え、10人程度の少人数でのミーティングから1,200人規模の催し対応。

◇セントレジス大阪
「Astor Ballroom」から「King Cole Suite」まで、11階に662㎡のミーティング&バンケットスペースを擁するセントレジス大阪。 あらゆる規模やスタイルでのウェディングやバンケット、ミーティングに対応。

<新規オープン予定ホテル>
◇アロフト・クアラルンプールセントラル
2013年3月にオープンするアロフト・クアラルンプールセントラルでは、ビジネスに集中。あらゆるイベントに使用できる1,600平米以上のスペースを提供している。800平米のグランドボールルームは、必要に応じて分割可。

◇W広州
W広州は、2013年第1四半期にオープンし、1,000平米以上のイベントスペースやスタジオを提供する予定。Wホテル独自のボールルーム「グレートルーム」には、638平米のイベントスペースを備え、最大900人のトレンドセッターやジェットセッターを一度に迎えることができる。

詳細は、Starwoodmeetings.com/doublerewardsへ。またSPPへの入会については、starwoodmeetings.com(スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.が運営しているミーティングおよびイベント専用のウェブサイト)まで。

札幌に内外のMICE関係者集結 ~札幌/北海道MICEコンテンツマート~

札幌MICE推進委員会は2月25日から27日の3日間、札幌コンベンションセンターで「札幌/北海道MICEコンテンツマート」を開催。記念セミナー、タイ・韓国のMICE関係団体との覚書締結、就職フェア、展示会などが催され、海外のMICEキーパーソン50名をはじめ国内外のMICE関係者が一同に集結した。

25日は海外キーパーソンの市内視察につづき、さっぽろばんけいスキー場の「ベルクヒュッテ」でウェルカムパーティが行なわれた。雪が舞い落ちるなか、暖炉のあるロッジで8か国から訪れたバイヤーと札幌MICEの関係者が交流を深めた。パーティの最後にはたいまつを持ったスキーヤーによる歓迎パフォーマンスを行なわれるなど、海外からのゲストは冬の札幌を満喫した。

26日はオープニングセレモニーで上田文雄札幌市長の挨拶、観光庁の志村格次長が来賓挨拶に続いて、札幌国際プラザがタイ国政府コンベンション&エグジビションビューロー(TCEB)、および韓国大田マーケティング公社(DIME)とそれぞれMICE推進の覚書を締結、今後、MICE推進のためのさまざまな協力体勢を構築していく。

スペシャルトークセッションでは、札幌国際プラザの中田博幸代表理事がモデレーターを務め、TCEB社長のトンチャイ・スリダマ氏、DIME社長の蔡勲(チェ・フン)氏、観光庁の志村格次長が登壇。各国、各都市のMICE取組みや課題について語った。また、香港工科大学ホテル・ツーリズムマネジメント学部長・主任教授のケイ・チョン氏による「時代を担う若者向けプログラム」、日本政府観光局(JNTO)ソウル事務所MICE誘致部長の任榮鴻氏による記念セミナーも行なわれた。

27日には、日本観光振興協会副会長でJTBの相談役を務める舩山龍二氏が「日本MICEの現在と未来」をテーマに特別講演。また「ぺらぺらホッカイドー」著者の遠藤昌子氏が「MICEボランティアのためのおもてなし研修会」で講演を行なった。

展示会は26日・27日の両日、札幌コンベンションセンター大ホールCで開催。サマージャンプ大会やガラスのピラミッドなどユニークベニューのMゾーン。電気自動車や最新雪冷房技術などG8北海道サミットを契機に活発となった環境配慮を展示するIゾーン。アイヌ先住民族やYosakoiソーラン祭りなど地元の音楽や舞踊・文化を紹介するアトラクションやテーマパーティのCゾーン。社歌のオルゴール制作や、ロゴマークの入った果物の収穫など思い出に残る記念品やお土産を集めたEゾーンで構成された。

海外から出席した旅行会社やMICEエージェントのバイヤーは、「札幌の雪が創り出す幻想的な風景は素晴らしい観光資源。施設が整った都市部からわずかな距離でスキーなどリゾートが味わえるのでさまざまなタイプイベントが企画できそう」と感想を述べていた。

国際キワニス年次総会が日本で初開催

ちば国際コンベンションビューロー(CCB-IC)が、日本初開催となる「第99 回 国際キワニス年次総会」の誘致に成功した。

世界三大社会奉仕団体の一つである国際キワニスの第99 回年次総会は、アジア太平洋地域での開催が決定していたものの開催国および都市は未決定だった。そのような状況のなか、米国の国際本部と直接交渉を行ない、成田・羽田の両空港と、東京への至便さに加え、地域一丸となったきめ細かな支援と熱意が高く評価され、千葉県・千葉市が選ばれた。また、アジア太平洋地区で最初に設立された日本地区東京キワニスクラブ設立50周年を祝い、キワニス・アジア太平洋年次総会も合同開催される予定となっている。

同会議の開催により、キワニスがスローガンに掲げる、子どもと地域に奉仕するという理念が、県民・国民に浸透するとともに、開催地である千葉県・千葉市の知名度向上並びに県内の魅力を広く発信する機会となることが期待される。

*国際キワニス
国際ロータリー、国際ライオンズクラブに並ぶ、世界三大社会奉仕団体の一つとして、世界の80 か国以上で約7,500 のクラブ(会員約22 万人、青少年などからなるキワニス・ファミリー団体を含めると60 万人)で構成される。「キワニス」は、アメリカの原住民の言葉「NUN-Kee-Wan-is」(皆一緒に集まる)に由来。その奉仕活動の中心を、「世界の子ども達に奉仕する」、「子ども達を第一に」のスローガンのもと、未来を担う子ども達のための活動におく

1 会議名称 「第99 回 国際キワニス年次総会」
The 99th Annual Kiwanis International Convention
2 主催団体 国際キワニス (本部 米国インディアナポリス市)
Kiwanis International
3 開催時期 2014 年7 月16 日(水)~20 日(日) 5 日間
4 会 場 幕張メッセ及び周辺施設
5 参加人数 約3,000 名(海外約40 カ国、約2,000 名)予定
6 総会の概要 活動報告、表彰式、募金活動、役員選挙
フォーラム、ワークショップ、
親睦会、観光ツアーなど
7 経済波及効果 1,100,340 千円(CCB-IC 試算)
8 誘致経緯
CCB-ICでは、海外プロモーション活動の一環として平成23 年度から米国ラスベガスで開催されているMICE(*1)見本市、「IMEX America」(*2)に職員を派遣し千葉のPR を行ってきた。昨年10 月の「IMEX America 2012」出展時に、国際キワニス本部のコンベンション部長と商談し、「国際キワニス年次総会」の開催情報を得たことを契機として、以降、日本政府観光局(JNTO)、千葉県、千葉市の協力を得ながら、米国の国際本部と直接交渉するなどキワニス関係者に対し継続的に千葉への誘致活動を行なった。

今年1 月に国際キワニスの幹部が千葉の視察に訪れた際に、成田国際空港を擁する利便性、MICE 施設として優れた幕張メッセ、外国人の受入れにも十分な格式を備えた宿泊施設が充実している幕張新都心の街としての魅力を存分にPR 。とくに、熊谷俊人千葉市長が直接視察団に千葉の魅力を強く訴えるとともに、招聘状を手渡すなど、県内MICE 関係者が一丸となって歓迎する意向を示した。これらの熱意が伝わったことなどにより、このたび誘致が実現した。

中学生にイベントの仕事を解説 ~ジールアソシエイツ~


新潟大学教育学部附属新潟中学校の1年生が2月21日・22日の2日間、東京都内の官公庁や公共施設を訪問して、自己が描く将来像の構築に活かす東京巡検を実施。21日夕刻に国立オリンピック記念青少年総合センターで学習会を行ない、ジールアソシエイツの永門優作常務が講師として登壇。112人の生徒たちに向けて、自身の学生時代から就職、そして同社が手がけるイベント・空間デザインについて説明した。

永門氏はイベント業について、テレビ局のイベントなど中学生の興味を引く事例を交えてわかりやすく説明。「催事を盛り上げるためにはどうしたら良いか?」という質問を投げかけた際には、中学生から「AKB48などかわいい子を呼ぶ」「おもしろいイベント考える」などの意見もあがった。

また、3人で企業した同社が10年足らずで急成長した理由について解説。米国の情報家電メーカーとのビジネスをはじめ常に変化をしてきたこと、空間に人を集めるために感情をデザインしてきたこと、若い企業が大手と対等の立場に立つための環境づくり、チャレンジ精神で新しいことをやりつづけることなどをあげた。

講演の終わりには、自分の好きなことを見つけて、それをとことんつきつめて欲しいと、永門氏から生徒たちへメッセージが送られた。

「美ら島セミナーin東京」 沖縄Cの魅力~世界遺産“首里城”でのパーティ開催も~

2月22日、六本木のザ・リッツ・カールトン東京で、沖縄での会議開催の魅力を語る『美ら島セミナーin東京』が開催されました。

さっそく「展示会とMICE」編集部の沖縄MICE特別取材班(といってもわたしくし宇部の1人ですが)は、沖縄の熱い息吹を伝えるべく会場へ向かいました。

ちなみに「美ら」を正しく読めますか。 ビラ?ミラ?うつくしら?…、どれも不正解。

答えは“ちゅら”です。ウチナーグチ(沖縄方言)で「清らしい」という意味ですね。あのジンベイザメで有名な「沖縄美ら海水族館」の「美ら」です。

 

このセミナーは沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー、沖縄コングレが主催し、沖縄のMICE、そのなかでも特にC(会議・コンベンション)に的を絞り込んで、沖縄のMICE開催への支援制度や開催メリット、また伝統芸能などを体感してもらえるような構成で展開しました。参加者は沖縄で会議を開催したことのない学会キーパーソン50人、つまり学会の主催者すなわち先生方です。沖縄未体験の方々にわかりやすくその魅力を伝えるという隠れたミッション(何も隠しているわけではありませんが、こう書くと文章の格調が高まるでしょ!)があります。

 

開会に先立ったオープニングでは、琉球古典舞踏の「四つ竹」が華やかに繰り広げられました。琉球王朝時代に首里城などでお祝い事の際に、歓迎の意を込めて舞われたのだそうです。

セミナーは、ビューローの比嘉徹専務理事の開催あいさつでスタートし、沖縄コングレの武内紀子社長、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の森田洋平副学長代理、東京大学生産技術研究所の藤井輝夫教授の講演と続きました。

 

武内さんは、沖縄の交通アクセスの利点、空港での歓迎セレモニー演出が可能なこと、沖縄コンベンションセンターなど大型学会を行なうのに不足ないハードが整っていること、美しいサンセットを見ながらのパーティ演出ができることなどリゾート型コンベンションの魅力をプレゼンしました。そして、「沖縄コングレは地元沖縄とのネットワーク網をきちんと張っているからしっかりと運営をサポートできます。また親会社のコングレも東京でみなさまの相談窓口になれます」と、さりげなくコングレグループをPRしました。

ちょっと一休み。みなさんは「ウチナータイム」(沖縄タイム)という言葉をご存じですか?南国気質というのでしょうか、沖縄に流れる特有の時間のことで、物事に動じることなく人々はのんびりしているのですね。それが沖縄の人々の温かさを醸し出す一方、急を要する場合には相手がじれったくなるときもあります。それを称してウチナータイム。ウチナータイムにも対応して開催をしっかり支援しますよと武内さんは言いたかったのかもしれないと思うのは、宇部の勝手な思い込みですが…(知ったかぶりをしたかった宇部の沖縄ミニコラムを終わります)。

 

次にプレゼンしたのは、OISTの森田副学長代理。「どうして、学問の最高機関がMICE?」と思いませんか。森田氏によるとOISTは「世界最高水準の研究・教育(を実現する)とともに、沖縄の経済発展に寄与する」という目標を掲げているとのこと。「人の行き来がおこって、新たな研究へのヒント、アイディアが生まれる」と強調していました。具体的には、同通ブースや無線LANなど最新設備を備えた500人収容の講堂が昨年4月に完成。そのほかにも50人規模を収容するセミナールームなども数々あるとのこと。ですからOISTを、会議や講演会などMICEのCに利用してほしいということだったわけです。講堂の利用料金も8時間で7万5000円と格安。ここまでの説明を聞いて、宇部はやっとOISTが、MICEと係わることの意味を納得しました。なるほど。

 

そして、最終講座。沖縄でのコンベンション開催の経験を藤井輝夫教授が語りました。「µTAS2012」という国際会議を、主催メンバーの一員となって昨年、開催した体験談です。

全体講演、受賞講演、特別セッション、ポスターセッションなどで構成され、内外から約1000人が参加したとのことでした。

「ポスター600枚を会期中常時貼り続けておける場所があるか、33の展示ブースを常時設置できるか」など事前には数々の心配ごとがあったと言いますが、「沖縄コンベンションセンターがある」ということで解決したそうです。またコンベンションセンター内ではサーターアンダギーを提供するなど、参加者に沖縄の食にも触れてもらったとも言います。

さらに、バンケット(パーティのことです)は首里城で実施したそうです。世界遺産である首里城をパーティ会場に利用することにはさまざまな苦労があったそうですが、「関係各機関の支援をいただき、やっとレストハウスの芝生広場で実施することができました」と。会議の役員には、“かりゆし”を着てもらい、また同時にお土産に持ち帰ってもらった。海外からの参加者にはサンシン(三線)弾きを体験してもらうなど、とても好評だったと。

藤井教授は沖縄での会議開催の魅力を「アジア各都市からのアクセスのよさ。沖縄コンベンションセンターの存在。文化的・歴史的魅力。海の魅力。食事の魅力」と簡潔に述べ、「機会があれば、ぜひまた沖縄で国際会議をやりたい」と結びました。

以上が、当日のセミナープログラムですが、チョットしたおまけがありました。終了後に、泡盛マイスターが泡盛の古酒(クース)をサーブしてくれました。参加者にまぎれて宇部も一口。「うまい!さすが泡盛マイスターだぞ」

泡盛のおかげで、帰り路はぽかぽかと体が暖かくなりました。沖縄は現在、気温が20度あるそうです。東京で沖縄に触れても暖かくなるから不思議ですね。

(展示会とMICE編集記者 宇部芳彦)

DIYショウ出展募集はじまる

日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会は2月21日、全水道会館で記者会見を開き、8月29日から31日までの3日間、幕張メッセで「JAPAN DIY HOME CENTER SHOW 2013」を開催することを発表。出展者募集を開始した。

29日・30日をバイヤーズ・デー、30日・31日を一般PRデーとし、業界関係者のビジネス機会創出や、一般消費者向けに情報発信が行なわれる

同ショウは国内外のDIY・ホームセンター関連企業が一堂に会する国内最大級の住生活関連イベントで、DIYの普及・啓発と関連産業の総合的な発展を目的に1978年から開催されている。昨年は震災復興や災害対策への関心が高まったこともあり、近年最大の466社989小間、8万4547人の規模での開催となった。今年はさらなる拡大を見込み、出展470社1000小間、来場者10万人を目標としている。

49回目の開催となる今年は、「あしたをDreaming!~世界はたくさんの夢に満ちている~」をテーマに掲げ、DIYを修繕・補修だけでなく、暮らしを彩るものまで幅広いものと捉え“「夢」を大切にしよう、DIYを楽しもう、モノづくりを実践しよう」というメッセージを込めた。

昨年から女性のDIY嗜好の高まりを受けて、「DIY女子」をキーワードにさまざまな媒体を通じたPRを推進し、一般来場者の女性比率を5.1%増加させ、45.%とした。今年も女性向けに開発された商品・商材を紹介する「キラリDIY女子」を設置。また、新しく育児ベビー用品を出展品目に加えた。

また、大手ホームセンターのバイヤーがブースに常駐し、出展者との商談機会を創出する「ホームセンター・トレードⅡ」や新商品ヒット商品のなかから優秀商品を決定する「日本DIY商品コンテスト」など例年好評の各企画は今年も踏襲し、出展者のビジネス開拓に寄与する。

出展費用は会員24万6750円(税込)、非会員30万9750円ほか、ミニ小間も用意している。出展申込締切は5月10日となっている。

出展申込みや詳細についての問合せは日広通信社内の出展促進事務局(TEL:03-3263-6596)まで。

■ 昨年の会場のようす ■