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【イベントでも活用】自動走行ロボットがコンビニから自宅へ商品を配送【実証実験を開始】

2025年5月19日、LOMBY株式会社、セブン-イレブン・ジャパン、スズキ株式会社の3社は、東京都八王子市南大沢エリアにて、自動走行ロボットによる商品配送の実証実験を開始した。

この取り組みは、セブン-イレブンの商品お届けサービス「7NOW」と連携し、屋外型自動走行ロボット「LOMBY」を活用して商品を届けるもの。

「LOMBY」は過去に、天王洲の夏の地域イベント「キャナルフェス」にも参加し、熱中症対策で来場者へ水を配るなど活用されている。

実証実験では、信号や横断歩道を自動認識し走行するロボットが、対象のセブン-イレブン2店舗を中心とした南大沢エリア全域の個人宅(集合住宅の場合はエントランス周辺)まで商品を届ける。

スズキの電動車いす技術を応用した電動モビリティベースユニットを活用し、坂道や階段の多い南大沢の地形にも対応。

高齢化が進む地域において、買い物の負担軽減と利便性向上を目指す。

LOMBY株式会社は、2022年4月に設立されたスタートアップ企業で、自動配送ロボットの開発・提供・サービス運用を手掛けている。

【トランプ関税も影響か】百貨店のインバウンド売上、36か月ぶり減少【購買客数は過去最高も】

日本百貨店協会は4月25日、3月の全国および東京地区の百貨店売上高を発表した。このうち、訪日外国人による「インバウンド(免税売上)」は、売上高が前年同月比10.7%減の442億円となり、36か月ぶりにマイナスに転じた。

3月は花見シーズンを迎え、訪日観光客の増加が追い風となり、購買客数は13.4%増の51.5万人と、3月としては過去最高を記録した。しかし、円高基調や世界経済の先行き不透明感が影を落とし、高額商品の購入を控える傾向が見られた。これら等の要因が売上の減少に繋がったとみられる。

一方で、化粧品分野は引き続き好調に推移したという。

今週の展示会スケジュール(5/19~5/25)

▽東京都
05/21(水)~05/23(金)
東京ビッグサイト
ifia JAPAN 2025
HFE JAPAN 2025

05/22(木)~05/23(金)
東京都立産業貿易センター台東館
第109回 東京レザーフェア

▽神奈川県

05/21(水)~05/23(金)
パシフィコ横浜
自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2025横浜

▽石川県
05/23(金)~05/24(土)
石川県産業展示館
第40回いしかわ情報システムフェア「e-messe kanazawa 2025」

▽大阪府
05/21(水)~05/23(金)
インテックス大阪
ビジネスイノベーション Japan 春 大阪
DX 総合EXPO 2025 春 大阪

▽兵庫県

05/21(水)~05/22(木)
神戸国際展示場
第181回 2025秋冬 日本グランドシューズコレクション&全国サンダルフェア

▽愛媛県
05/22(木)~05/24(土)
テクスポート今治
バリシップ2025

【イベントの「壊し屋」か】女性アイドルのリリースイベントが暴力行為で中止

4月29日、埼玉県の越谷レイクタウンで開催された、女性アイドルグループ「≠ME」の10thシングル発売記念スペシャルリリースイベントで、会場スタッフに対する暴力行為によって警察が介入する事態となった。

主催者からは、警察、会場、レーベルとの協議の上、運営上安全にイベントを開催することが困難と判断したためイベントを中止すること、また暴力行為を行った当事者については、警察に情報提供を行い今後グループのすべてのイベントへの参加を禁止すると当日に発表がなされた。

このような行為があった場合は刑事、民事により徹底対応していくという。

幕張メッセ「360VR ツアー」をHPに実装【 会場内をヴァーチャルで巡る】

幕張メッセは3月より、ホームページ内にて幕張メッセ施設内をヴァーチャルで巡ることができる「360VRツアー」の運用を開始している。

「360VRツアー」は、幕張メッセの施設および敷地内共用部各所をヴァーチャル上で内覧できるHPの新機能。

メニュー上のエリア名称または地図上のポイントをクリックするだけで、約550カ所を360度方向閲覧することができる。

また、イベント主催者のみを対象とした「360VRツアーPro」も、HP内の主催者用マイページにて同時に実装。

こちらのシステムでは、最大約1,350カ所がいつでも閲覧可能で、イベントで使用する搬入出動線や控室などバックヤードのヴァ―チャルツアーが可能となり、イベント主催者の利便性向上や準備負担軽減につながりそうだ。

なお、「360VRツアー」および「360VRツアーPro」では、VRゴーグルやVRヘッドセットの着用によって、視点と連動して映像が動き、その場にいるような感覚を味わえる「VR モード」へ切り替えることが可能だ。

今週の展示会スケジュール(5/12~5/18)

▽東京都
05/14(水)~05/16(金)
東京都立産業貿易センター浜松町館
TOKYO TEXTILE SCOPE 2026SS

▽石川県
05/15(木)~05/17(土)
石川県産業展示館
MEX金沢2025

▽愛知県
05/15(木)~05/16(金)
ポートメッセなごや
第16回エクステリア&ガーデンフェア名古屋2025

05/17(土)~05/18(日)
ウインクあいち
第11回夏山フェスタ

▽大阪府
05/14(水)~05/15(木)
ATCホール
イベントツールウエストジャパン2025

05/14(水)~05/16(金)
インテックス大阪
第13回 高機能素材 Week[大阪]
第13回 高機能プラスチック展[大阪]
第13回 高機能フィルム展[大阪]
第12回 高機能 金属展[大阪]
第10回 高機能セラミックス展[大阪]
第9回 接着・接合 EXPO[大阪]
第8回 塗料・塗装設備展 [大阪]
第5回 サステナブル マテリアル展 [大阪]
・第1回 素材工場の脱炭素化展
第5回 Photonix [大阪]
第1回 リサイクルテック ジャパン[大阪]

▽兵庫県

05/15(木)~05/17(土)
神戸国際展示場
第29回神戸 国際宝飾展

▽福岡県
05/14(水)~05/16(金)
マリンメッセ福岡
第35回西日本食品産業創造展’25

【レポート】パシフィコ横浜で「OPIE’25」が開催

2025年4月23日から25日、パシフィコ横浜で「OPIE’25」が開催された。

光とレーザーの最新技術・製品・情報が集結し、関連分野における大学・研究機関、企業の開発技術者、研究開発者および国際会議OPIC、展示会併設セミナー、併催イベント参加者が来場した。

統括主催は一般社団法人 OPI協議会、主催は、(一社)レーザー学会NPO法人 、日本フォトニクス協議会、OPTRONICSメディア、(公社)応用物理学会フォトニクス分科会。

490社が出展し、来場者数は15,658 名だった。
※同日の再入場者はカウントしていない

<構成展>
■レーザーEXPO  ■レンズ設計・製造展  ■ポジショニングEXPO  ■宇宙・天文光学EXPO
■光源・光学素子EXPO  ■光と画像のセンサ&イメージングEXPO  ■光通信・要素技術&応用EXPO

【大阪IR】建設工事に着工 2030年秋ごろ開業
カジノ含む統合型リゾート

大阪IR株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:エドワード・バウワーズ、髙橋 豊典)は、24日、IR事業用地内において、建設工事に着手した。大阪IRは2030年秋ごろの開業を予定している。

大阪府および大阪市と連携を行い、日本初となるIntegrated Resort(統合型リゾート)を通じて、日本の観光産業の発展、関西の成長を目指す。

■IR建設工事の概要

(1)事業主
大阪IR株式会社

(2)工事施工者
・(仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB本体建物工事共同企業体
株式会社竹中工務店、株式会社竹中土木、株式会社銭高組、南海辰村建設株式会社、
株式会社浅沼組、株式会社松村組、株式会社森組
・大林組・大鉄工業・TSUCHIYA・富国建設共同企業体

(3)工事期間
2025年4月24日(着手)~2030年夏ごろ

▼施設の詳細はこちら

【施設の詳細】政府が大阪のIR区域整備計画を認定

【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)】パークでのチケット販売を終了

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、5月6日(火)をもってチケットブースでの各種チケットの販売を終了すると発表した。

パークでのチケット販売はなくなるため、WEBチケットストアの他、ローソンチケット(WEBサイト/ローソン店頭「Loppi」)、パートナーホテル(宿泊者限定)、JTB他契約旅行会社で事前の購入を呼び掛けている。

また、4月28日からWEBチケットストアでの決済方法にQRコード決済(d払い、PayPay、メルペイ、au Pay)が加わるという。

【新施設】「あなぶきアリーナ香川」インタビュー
 地域と共ににぎわいを作る場場に

提供:香川県

(以下は新聞・見本市展示会通信4月15日号からの転載記事です)

2月24日、中四国最大級の1万人規模となる「あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)」がオープンした。4月以降も続々とスポーツイベントや有名アーティストのライブの開催が予定されている。アリーナの特徴と展望について、運営課長・友国崇氏に聞いた。

地域のスポーツ文化を 活性化させる

―オープンの背景についてお話しください

旧県立体育館の閉館以降、近隣の公立体育館では利用希望者が増え、予約が取りにくい状況が続いており、スポーツ大会をはじめとした各種イベントが開催できる体育館のオープンを望む声が地域から高まっていました。こうした地域のニーズを受けて、幅広いスポーツ大会が開催できることや生涯スポーツ活動の拠点となること、コンサートやMICEでの利用にも対応することを目的に、当施設は建てられました。

景観と調和しながら 最新の機能を 備える

―各空間の特徴をお話しください

メインアリーナは中四国で最大級規模の1万596人を収容します。床が通常時はコンクリート敷きとなっており、必要に応じて全面を手動で木製の床に切り替えられます。
地域の大規模なスポーツ大会の開催を想定して導入しており、バレーやバスケット、卓球をはじめとした、各種コートを何面も作ることができます。

客席の上部は天井まで続いておらず、吹き抜けとなっており、外のエリアとつながっています。開放感を作り出すとともに、外からアリーナのにぎわいが分かる構造です。メインアリーナのほかにも2928人を収容するサブアリーナと、武道場も備えています。メインアリーナの外は交流エリアとして、カフェも常設しました。アリーナの利用がない日に、交流エリアの一角を一般開放しています。ちょうど瀬戸内海が一望できる場所で、すでに地域の方にも利用いただいています。
また当施設は同規模の施設と比べて、非常に背の低い建物です。瀬戸内海を含む近隣の景観を壊さないように配慮した結果、低い構造を採用しています。

プロムナード

―他施設と比較して強みはどんな点ですか

立地が大きなアドバンテージだと考えています。JRと私鉄・琴平線の駅からほどなく近く、徒歩5分圏内に位置しています。
またアリーナの周囲3方を囲むプロムナードも、施設の特徴であり強みです。プロムナードには車を入れられる箇所があり、入場列の整理での利用やキッチンカーの設置、ラッピングトラックの展示、大型バスの一時停車も可能です。

地域MICEの 振興と経済効果を 見据えて

―予定しているイベント、誘致を強化しているイベント についてお話ください

スポーツイベントはもちろんのこと、コンサートや展示会についても積極的に誘致を進めています。現在、穴吹エンタープライズ、ファイブアローズ、デューク、ハンズオン・エンタテインメント4社の共同体である「香川アリーナコンソーシアム」で運営しています。

コンソーシアムを構成する各社の事業は、施設会場の管理やプロバスケットボールチームの運営、イベントの制作・企画と専門性があり、それぞれの得意分野を活かしたイベント誘致ができる点が強みです。

香川県は県内に収容人数1000人を超えるホールが5つあり、地方都市としては会場が充実していました。しかし国際的な大規模なMICEには、どの施設もキャパシティが足りていませんでした。従来、5000人を超えるような大規模な催事では、屋外の広場で開会式を実施し、あとは各会場に分かれて分科会を行うのが、主な開催のスタイルとなっていました。これが大規模なイベントを香川県に呼び込みにくい要因の一つでした。コンサートについても、アリーナツアーを主としたアーティストが、香川県に訪れていない状態でした。ですが、あなぶきアリーナ香川のオープンにより、会場のキャパシティによる誘致の壁が解消されました。今後は各分野のより幅広いイベントを誘致していきます。

―今後のアリーナの目標をお話しください

今まで香川県になかった規模の施設がこの土地に完成し、地域に対するインパクトは非常に大きいです。先日開催したとある有名アーティストのイベントでは、2日間それぞれで8000人ほどが集まりました。

このように多人数が動くイベントは、地域の住民の皆さんや近隣施設、商店街といったエリアの協力なしでは成り立たちません。現在も香川県MICE誘致推進協議会を中心に、高松観光コンベンションビューローとホテル、ホール、国際会議場と定期的に意見交換し、連携を深めています。地域に愛されている芸術祭や街角の音楽イベントなどととも協力し、地域と一緒に地域を盛り上げるアリーナとイベントを育てていきたいです。