東京ドームシティ内新劇場「IMM THEATER」の詳細が発表 命名は明石家さんま

左から岡本昭彦氏、明石家さんま、北原義一氏

2月28日、東京ドームホテルで「東京ドームシティ内新劇場」の概要等発表記者会見が行われた。

新劇場の名称は「IMM THEATER(アイエムエムシアター)」。東京ドームと吉本興業ホールディングスが共同で建設するもので、2022年12月12日に着工。2023年11月竣工、2024年1月オープンを予定している。敷地面積は1692.49㎡で座席数は709席(一般:709席、VIP:4席、車椅子:2席)。運営は吉本興業ホールディングスのグループ会社であるLIVE FORWARDが行う。

IMM THEATERイメージ

記者会見では吉本興業所属のお笑いタレントである明石家さんまが登場。劇場のDM(ドントマネージャー=マネージャーではないが舵取りを行う存在)に就任した明石家さんまは、劇場の名称について、自身の座右の銘である「生きてるだけで丸儲け」から命名したと明かしたうえで「この劇場で思い出を作り、自分にとっての『IMM』を見つけてほしい」「この劇場からスターを生み出したい」と語った。また、こけら落としで自身が公演を行うことも明らかにした。

東京ドーム代表取締役会長CEOの北原義一氏は記者会見で「今回、吉本興業ホールディングスと共同で新劇場を建設・開業させるために手を組んだが、それだけではもったいない。人々に笑顔や感動、ワクワクやドキドキをなるべく多く提供していきたい。また、月面劇場(吉本興業が展開するメタバース)でこの記者会見も配信されているが、デジタルツインやウェブ3.0を駆使して国境を超えたビジネスモデルに挑戦したい」と語った。

また、吉本興業ホールディングス代表取締役社長の岡本昭彦氏は「東京ドームシティには年間4000万人が訪れる。エンターテイメントで笑って、泣いて、応援してもらえる劇場を目指す」と語り、さらにデジタル環境によって日本全国の大人から子供までにコンテンツを提供していくとした。