プリンターや新素材集結 アイデア生むイベントに 寺子屋パックin 浜松町

前回開催のようす

パックは4月23日から24日の2日間、内覧会「寺子屋パックin浜松町」を、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催する。展示とセミナー、ワークショップを行い、「寺子屋」というタイトルの通り、参加者が新しい学びが得られる場を作り出す。

5年ぶりの開催となる今回は、会場1,530㎡、出展者数46社と過去最大規模での展開となっており、プリンター、メディア、シート、フェルト、コルク、ターポリンを含め、幅広い商材が一堂に会する。
各社の新製品も公開する。イベントを担当する同社の大野亮一郎氏は、新製品の傾向について「従来の製品と比べて、施工や使用が簡単となり、誰でも取り扱えるものが多く開発されている」と分析。イベント業界を含む周辺分野の人手不足と、それに伴う省人化への需要の高まりに対し、各メーカーが応えた形だという。寺子屋パックは新製品の実物に触れ、比較できる点もイベントの強みだ。大野氏は「特にデザイナーや営業職の方にとって、良い刺激となる会を目指す。デザインや提案に新しい素材を取り入れるきっかけとしてほしい」と話す。

セミナーも本イベントの見どころとなっており、SDGsをカードゲームで学ぶワークショップや、新入社員やビギナーを対象としたプログラムも行う。

会場内には主催者であるパックもブースを設置する。自在な形状とサイズのバックウォールを設置できるファブリックシステムや、グラフィックフロアをはじめとしたパンチカーペットでの環境配慮への取組みを紹介するほか、最新の施工グッズを掲載した各種カタログも配布。事前来場登録は専用フォームから。