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最先端の光技術が横浜に集結 OPIEが2年ぶりリアル開催

オプトロニクス社は6月30日から7月2日の3日間、「OPIE’21」をパシフィコ横浜で開催する。同展はスマートフォンやインターネット、Withコロナ社会で求められる抗菌・抗ウィルス機能に加えSDGsやカーボンニュートラルへの対応、自動運転技術、量子技術や宇宙開発といった話題の技術など、様々な分野に活用される光技術が集まる国内最大級の展示会。

2年ぶりのリアル開催となる今回は注目の企画として、国立研究開発法人/新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「高輝度・高効率次世代レーザー技術開発」に参画する20法人による研究開発成果のデモや実際の加工サンプルを交え、最先端のレーザー技術を提案する。

2019年開催のようす

無料聴講できるオープンセミナーでは「半導体産業×光・レーザー」をテーマに、実際の製造現場で活躍する光技術を紹介。基調講演では、世界最大の半導体露光装置メーカーであるオランダASMLのJan van Schoot 氏が登壇するほか、今後すべての産業が対応を求められるカーボンニュートラルへの光技術の応用を考える「カーボンニュートラルと光技術」、5G以降の通信のカギを握る「NICT(情報通信研究機構)の研究者が語る開発動向」などをテーマとしたセミナーも予定している。
2019年の開催時には405社・団体が出展し、1万6,709人が来場した。

■開催概要
「OPIE’21」
会期:2021年6月30日(水)~7月2日(金)
会場:パシフィコ横浜
構成展:「レーザーEXPO」、「レンズ設計・製造展」、「赤外・紫外応用技術展」、
「産業用カメラ&アドバスド イマージングEXPO」、「宇宙・天文光学EXPO」、
「ポジショニングEXPO」
入場料: 無料(完全事前登録制)

2019年開催のようす

 

過去最大規模で展開し12万人超の来場目指す 2022国際ウェルディングショー

日本溶接協会と産報出版は2022年7月13日から16日の4日間、東京ビッグサイトで「2022国際ウェルディングショー」を開催する。
「国際ウェルディングショー」は溶接に関連する企業が集まる国内最大級の展示会。大阪と東京で隔年開催されており、2020年の大阪展は新型コロナウイルス感染拡大の影響から中止となっていた。今回の開催は2018年からおよそ4年ぶりの開催となる。27回目の開催となる今回は、東4〜7ホールを利用し過去最大の規模で展開。「日本から世界へ 溶接・接合、切断のDX革命―製造プロセスイノベーションの到来―」を開催テーマに掲げ、12万人超の集客を目指す。
併催行事はレーザー加工やスマートプロセス、鉄骨加工、非破壊検査、コーティングをテーマにした5大フォーラムのほか、ものづくりを支える技能伝承をテーマに図面と実物を展示する「技能伝承プラザ」などを実施。
現在出展者を募集しており、小間料金は一般企業が1小間あたり35万2,000円。会員企業は31万9,000円(3m×3m、いずれも税込)。12月24日までの申込は早期申込割引が適用される。申込締切は2022年2月25日まで。

Japan Drone2021が開幕 水中用や大型タイプまでさまざまなドローンが一堂に 

6月14日、幕張メッセで「Japan Drone 2021(ジャパンドローン)」が開幕した。日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とコングレが主催する「ジャパンドローン」はドローンに関する商材が集まる国際展示会。海外の有識者を講師に招いたコンファレンスとともにハイブリッド形式で展開し、15日まで開催する。

物流や農業、建設などさまざまな分野で実用・実証が進むドローンの最新事例を見るため、会場には多くの人が訪れていた。108社・団体が参加した今回はソニーグループやKDDI、ヤマハ発動機など大手企業の出展も目立っていた。

ソフトバンクはドローン機材だけでなく、取得したデータの管理システムや時系列での差分検知、AIを活用したサビ・クラック検知など、建設工事や施設メンテナンス、災害時の状況把握などでの活用を想定したドローン運用パッケージ「SoraSolution」を出展。写真上の立体物を撮影した際の撮影位置の角度による傾き・ズレをなくして距離・面積・体積の算出が可能になるオルソ化にも対応しており、担当者は「工場の廃棄量計測などでの需要がある。そのほか来場者から様々な要望をもらうことができた。リアルで商談できる機会は久々だったが面白い」と語った。

スペース・ワンブースの様子。プレゼンテーションタイムは多くの人が集まった

ジャパンドローンでは出展者の製品・技術、サービスの開発や販路開拓を促進し、その優れた製品やサービスを国内外に発信するために「Best of Japan Droneアワード」を実施している。2019年、ハードウェア部門で最優秀賞を受賞した実績を持つスペース・ワンはブース内に水槽を設置して水中ドローンのデモンストレーションを実施。従来の水中ドローンはバッテリー内蔵型が多いなか、着脱式にしたことでバッテリーを交換後すぐに可動できるほか、長時間活用できる有線バッテリーにも対応している点が特長という。ジャパンドローンへの出展は3度目で、担当者は「空中ドローンを持っている人が興味を持って水中ドローンを使うようになるパターンが多い。ジャパンドローンは空中ドローンも多く出展されるので、水中ドローンに興味を持ってもらう良い機会になる」と語る。船のメンテナンスや養殖場などでも利用できることから、「ジャパンインターナショナルシーフードショー」や「ジャパンインターナショナルボートショー」にも出展しているという。

会場には昨年に引き続き、大型ドローンゾーンも展開しており、昨年夏に日本初の有人デモフライトを実施したDream Onは同エリアに出展。VRを使ったフライト体験を提供した。Dream Onは未来生活体験のテーマパーク「FLEX Park(フレックスパーク)」を今年夏オープンする予定という。

次回のジャパンドローンは2022年6月21日から23日の3日間、幕張メッセで開催予定。出展者数250社、1万8000人の来場を目指す。

 

JEITA、CEATEC 2021 ONLINEの開催概要を発表

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月15日、10月に開催予定の「CEATEC 2021 ONLINE」の開催概要を発表した。

「CEATEC 2021 ONLINE」のメインイベント期間は10月19日から22日。9月9日から30日まではプレイベント期間として、来場事前登録を推進するためカーボンニュートラルや5G、モビリティ、スーパーシティ/スマートシティなど各種セッションを配信する。10月15日にはオープニングデーとして主催者や来賓によるメッセージやオープニングキーノートスピーチを配信。10月18日にはメディアデーも設ける。また、11月末まではアフターイベント期間としてアーカイブ配信やCEATEC AWARD受賞企業セッションを行う。

オンライン会場にはオーソドックスな企業エリアのほか、超スマート社会Society 5.0実現のための共創を加速するためのエリアや、海外のスタートアップと日本企業のつながりを促進する「Co-Creation PARK」を設置。UI面では昨年のオンライン開催時よりブース訪問者やコンテンツの管理を行う出展者コンソールを大幅改善。リアルタイムで来場者の集まり状況や反応も可視化する。

出展プランは企業エリアがプレミアム(会員220万円、一般242万円)、スタンダード(同110万円、121万円)、ベーシック(同33万円、36万3,000円)の3種類で、独自制作ブースの有無や展示チャンネル数に差がある。Society 5.0エリアとCo-Creation PARKの出展料金は会員・一般共通で55万円、13万2,000円となっている。出展申込締切は7月30日。

2021年のCEATECは当初10月19日から22日にかけて幕張メッセで開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響が依然として国内に強くはびこっていることや、度重なる緊急事態宣言の影響を受けリアルでの開催は難しいと判断。6月7日にはリアル開催を断念し、オンラインのみで開催すると発表されていた。

「第852号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第852号 見本市展示会通信」を発行しました。

特集 マリンメッセ福岡 B館オープン
・[TOPインタビュー] 福岡コンベンションセンター 理事長 小野田勝則 氏
・[座談会] イベント開催方法の選択肢拡大と可能性を考える
・マリンメッセ福岡B館 施設概要
・[寄稿] マリンメッセ福岡B館開業に寄せて

主な記事
・業種別開催データ(2021年7月~ 12月)<生産財関連>
・展示会出展者情報
・出展者に聞く! palan
・一般ニュース、人事 

発行について:第852号 2021年(令和3年)6月15日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら<

新しい生活様式を提案する特別パビリオン設置 感染症対策総合展

実行委員会は、6月17日から19日の3日間、Sports & Wellness Week内で「感染症対策総合展」を、ポートメッセなごやで開催する。同展は感染症対策・予防・検査に関する日本最大の専門展で、そのほかの構成展は「SPORTEC2021」、「ヘルス&ビューティーショー」、「生活習慣病予防展」、「アウトドアライフスタイ ルショー」、「プール&温浴産業展」、「熱中症対策展」の6展。スポーツ・フィットネス・健康・美容・未病・感染対策などに関わる製品やサービスを持つ650社以上が出展し、90セッションを超えるセミナー・イベントなども実施する。

また、フィットネス、フードサービス、レジャーなどに焦点を当て、新しい生活様式を提案する特別パビリオンを設置。「次世代フィットネスクラブ体験パビリオン」では、非接触・非対面、最新の換気システムや抗ウイルスの安全に安心なフィットネスクラブを再現。最新のトレーニングマシンとプログラムを実際に体験できる。
「次世代工場体験パビリオン」では、工場内クラスターを防ぐためのウイルス対策、導線設計の最新工場モデルを会場内に設置。工場内での検査や抗ウイルスに向けた取り組みを実演で提案する。
ほかにも自動配膳、無人化、飛沫防止など、飲食店舗向けの感染症対策サービスを紹介する「安心できる飲食店舗パビリオン」や、最新のサービスロボット提案する「非接触型サービスロボットパビリオン」、自然と共存し、解放的な空間でストレスフリーに仕事をするワーケーションの提案を行う「ワーケーションパビリオン」の展開を予定している。

今週の展示会スケジュール(6/14~6/20)

6/14~6/20 開催の展示会

▽千葉

6月14日(月)~16日(水)
幕張メッセ
Japan Drone 2021
https://ssl.japan-drone.com/

▽横浜

6月15日(火)~16日(水)
パシフィコ横浜
PHOTO NEXT 2021
http://www.photonext.jp/

▽大阪

6月15日(火)~17日(木)
インテックス大阪
FOOD STYLE Kansai
https://www.k-gaishokubusiness.jp/

6月16日(水)~18日(金)
インテックス大阪
第2回 関西物流展
https://kansai-logix.com/

▽福岡

6月16日(水)~17日(木)
マリンメッセ福岡
九州アグロ・イノベーション 2021
https://jma-agro.com/kyushu/

九州ホーム & ビルディングショー 2021
https://www.jma.or.jp/khs/

九州 都市開発・建設総合展2021
http://www.jma.or.jp/toshiken/

第3回九州猛暑対策展
https://www.jma-stt.com/index.html

第3回九州観光・ホテル産業展2021
https://www.jma.or.jp/kyushu/

災害リスク対策推進展 九州
http://www.jma.or.jp/hafp/disasters/index.html

第1回 九州労働安全衛生展
https://www.jma-oshej.com/

セミナーやハッカソンなど約1カ月にわたりハイブリッド開催 KRPフェス 2021

京都リサーチパーク(KRP)は7月2日から約1か月間、「KRPフェス 2021」を開催する。
KPRは18棟の施設に約500の組織と6400人が集まるイノベーション施設。KPRではこれまで、KPR地区にゆかりがある企業の取り組みやサービス・技術に関連するイベントととして「KRP WEEK」2011年から2019年まで毎年開催してきた。開催から10周年を迎える今年は「KRPフェス2021」としてシンポジウムやセミナー、ハッカソンのほか、小中校生を対象とした実験・体験型ワークショップなど約30件のイベントを集中開催する。
四神をモチーフに制作したKRPフェス 2021 メインビジュアルの「朱雀」

昨年はオンラインのみで開催していたが、今年は現地開催とのハイブリッド形式で行う。ヘルスケア分野に特化した英語ピッチイベント「HVC KYOTO 2021」のほか、中学生・高校生・高校既卒生を対象に進路選択を支援する「留学キャラバン隊2021 in 京都」をはじめとした様々な企画を実施予定。

 

6月と9月に会期分散して開催 旭川デザインウィーク2021

旭川デザインウィーク2021実行委員会は6月16日~20日の日程で開催を予定していた「旭川デザインウィーク2021」について、新型コロナウイルス感染症の影響にから、会期を分散して開催することを発表した。

旭川デザインウィーク(前回)の様子

分散後の会期は6月と9月。6月の会期は予定通りの6月16日~20日で行い、「国際家具デザインコンペティション旭川表彰式」や建築家隈研吾氏と世界的デザイナー喜多俊之氏、多彩なデザインプロジェクトを手がける林千晶氏が”持続可能な未来をデザインする”をテーマに語り合う「ADW討論会」といった講演会などをオンライン配信を中心に実施。

ADW討論会に登壇する隈研吾氏(左)、喜多俊之氏(中央)、林千晶氏(右)

実地開催を行う9月は15日~19日の5日間にかけて、9月には「ものづくりオープンファクトリー」や、「旭川の食のデザイン展」、マチナカキャンパス「SDGs×DESIGN×買物公園」などの企画が行われる予定。

旭川デザインウィーク(前回)の様子

「旭川デザインウィーク(ADW)」は”北の大地の「自然」や「人間」が持っている潜在力をデザインの力で引き出し、持続可能な社会の実現を目指す”を目的に開催しているイベント。従来は旭川家具を中心とした産地展だったが、近年は家具や木工だけでなく周辺地域を含めた多種多様な分野の業種・機関とともに開催しており、6回目となる今年は約48団体が参加する。

クルマ×アウトドアテーマに万博記念公園でイベント開催

MOTOR CAMP EXPO実行委員会は7月3日・4日の2日間、万博記念公園お祭り広場で「MOTOR CAMP EXPO2021」を開催する。

「MOTOR CAMP EXPO」はキャンピングカーをはじめとしたアウトドアビークルでの旅行やアウトドアキャンプなど、アウトドアに特化した自動車の新たな提案をするイベントで、2019年にスタートしたもの。

展示車両数は約70台を見込む。”大商談会&展示販売会”を謳う今回はキャンピングカーやアウトドアビークルの展示販売のほか、キャンプや車中泊などで使えるアウトドアグッズの即売会、体験コーナーを展開する。体験コーナーではフェイクグリーン作りやオリジナルTシャツ製作など、様々なワークショップを展開予定。