OPEN FUTUREをコンセプトに未来の生活を感じるコンテンツで来場者100万人を目指す第46回東京モーターショー2019。その模様を複数に分けてレポートする。
東京モーターショーは開催期間内の10月24日から27日の夜間に、ドローン500機を使用したナイトショー「FUTURE DRONE ENTERTAINMENT 『CONTACT』」を実施した。クリエイティブディレクターを務める小橋賢児氏の演出のもと、約20分の間行われたショーはインテル社のドローン「ShootingStar」500機が3Dサウンドやレーザー、ライティングといったテクノロジーとともに夜空を舞うものだった。
筆者が特に印象に残っているブースがマッピングを使ったレクサスブースだ。レクサスのLCを展示した「Time in Design」と名付けられたシアターでは様々な景色や時間帯のなかでLCが見せる表情を表現している。マッピングされた映像は走行中に”ボディに映る景色”。車体の形状にそって映し出された夕日や木陰、街頭などが美しく印象的だった。
日本自動車工業会は10月24日から11月4日まで開催する「第46回東京モーターショー」でインテル社のドローン「ShootingStar」500機が3Dサウンドやレーザー、ライティングなどのテクノロジーとともに夜空を舞うスペクタクルショー「FUTURE DRONE ENTERTAINMENT 『CONTACT』」を開催する。場所はお台場「夢の大橋」上空(青海有明間のシンボルプロムナード公園内)。開催日時は10月24日から27日の4日間で、時間は18:30から19:00を予定。特別観覧エリアは整理券制とし、当日分を14時と17時以降の2回に分けて夢の広場で配布予定となっている。※天候等の事情により、中止または開始時間の変更の可能性あり。
DESIGNART 実行委員会は本日10月16日から27日の10日間、デザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2019」を開催する。
このイベントは、世界中からアート、インテリア、テクノロジーなどさまざまなジャンルのモノやコトが集結するデザインとアートの祭典。前回からエリアを拡大し、表参道・外苑前、原宿・明治神宮前、渋谷・恵比寿、代官山・中目黒、六本木、新宿、銀座など東京都内各所で展開し、来場者およそ20万人を見込む。
3年目となる今回は、個人ではなく社会全体でアートを支える文化を成熟させるための活動をスタート。企画として、「1% for Art」という法制度を日本で実現するためのプロジェクトを展開する。
Design Pierとのコラボレーションにより、1% for Artのプログラムとアジア各国のデザインスタジオによるデザインオブジェクトの展示を行う。
「1% for Art」は、公共建設の建築費の1%をパブリックアートの制作費用に充てるという、欧米諸国や韓国などで法制化されている文化制度。この制度によって、人々が日常的にアートに触れられる社会が実現するとともに、アーティストやデザイナーの雇用が創出され、クリエイティブ産業の活性化が期待される。
日立製作所は10月17・18日の2日間、東京国際フォーラムにてHitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYOを開催した。
ロビーにはレゴで作られたアートウォールを設置。「Hitachi Social Innovation is POWERING GOOD」は日立が掲げる2021中期経営計画のキーメッセージ
Hitachi Social Innovation Forum は日立グループのイベントとしては世界最大規模のもので、IT分野や社会イノベーションといった同社の強みを組み合わせ、それぞれ「MOBILITY」「LIFE」「INDUSTRY」「ENERGY」「DIGITAL INNOVATION」「SECURITY」「WORKSTYLE INNOVATION」をテーマに講演や対談、セミナー、展示を展開する。
展示会場では入口正面にメインステージゾーンが設置され、社会の課題解決やQuality of Life向上に向けた映像を上映。進んだ先では「MOBILITY」や「LIFE」など7テーマにゾーンを分けて日立が取り組んだ社会イノベーション事業の成果や今後の展望を紹介した。「DIGITAL INNOVATION」ゾーンでは近年注目の高まるオープンイノベーションを「社会課題を探索する協創活動」と表現し8つのトピックスを掲げたほか、37のトピックスを掲示した。