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マイスターの自動バイオ洗浄機「グリストラップ・マイスター」(FABEX東京2025)

清掃事業や設備管理業務を手掛けるマイスターは、4月15日から17日に東京ビッグサイトで開催された「FABEX東京2025」(主催:日本食糧新聞社)に出展し、「グリストラップ・マイスター」を紹介した。
グリストラップとは、厨房や工場で発生する油脂(グリス)を含んだ排水を一時的にせき止め溜めておく装置だ。生ごみや油脂類を下水にそのまま流すことは下水道法により禁止されており、店舗や工場にはグリストラップを設置する義務がある。グリストラップを清潔に保つには定期的な清掃が必要だが、この製品はグリストラップを自動で洗浄し、清掃の負担を軽減する。
店舗の閉店後などタイマーで起動し、翌日の作業開始までにグリストラップ内を自動で洗浄。微生物を含むバイオ製剤を空気の泡で攪拌し、油脂類と汚泥を分解する。雑菌を抑制し、悪臭や害虫の発生を防ぐ。すでにラーメン店をはじめとした飲食店やリゾートホテル、介護施設で導入されている。

【大阪・関西万博 開幕】特集 大阪・関西万博への想い

国際博覧会(万博)はあらゆるMICEの中で最大規模のものであり、多くの企業・団体が協力して創り上げるものだ。1970年の大阪万博がそうであったように、今回の大阪・関西万博で得た知見や交流は企業にとって掛け替えのない財産となり、今後の事業における推進力となっていくだろう。今回、万博と関りの深い企業に、大阪・関西万博への想いを寄せていただいた。

【フォトレポート】EXPO 2025 大阪・関西万博【グルメ・夜の様子など】

各国が参加し、さまざまな展示やイベントが行われる大阪・関西万博が4月13日に開幕した。

テーマに沿ったパビリオンや会場の演出には、多くの来場者が関心を寄せるが、グルメや日没後の会場も魅力の一つだ。

現地の写真とともに紹介します。

 

©創通・サンライズ

【豊橋市】豊橋技術科学大学と観光コンベンション協会が連携協定 地域へのコンベンション誘致を強化

国立大学法人豊橋技術科学大学と一般社団法人豊橋観光コンベンション協会はこのほど、「コンベンション誘致等の連携に関する協定」を締結するはこびとなった。

今回の協定は、学会や研究大会、各種セミナーといったコンベンションの豊橋市への積極的な誘致を図ることを目的としており、同市における知的交流の促進と地域の活性化を狙いとしている。両機関は今後、連携を一層強化し多様な人材の集積・交流を推進していく。

これらの取り組みにより、大学と都市のブランド価値の向上を図るとともに、地域経済への波及効果などが期待される。

【JNTOデータ】訪日外客数は3月の時点で累計 1,000 万人を突破 【過去最速】

日本政府観光局(JNTO)は、3月の訪日外客数や上半期累計の訪日外客数などを発表した。

<発表の要点>

●3月の訪⽇外客数は3,497,600人で、前年同月比では13.5%増となった。3月として過去最高であった2024年の3,081,781人を大きく上回り同月過去最高を記録した。

また3月までの累計では10,537,300人となり、過去最速で1,000万人を突破した。

●春の桜シーズンに⼊り多くの市場で訪⽇需要が高まったこと、東南アジアの⼀部の市場や中東地域ではイスラム教の断食明け休暇に合わせて海外旅⾏需要が増加したこと等により、東アジアは中国、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国を中心に訪⽇外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。

●米国やカナダなど6市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や台湾、タイなど11市場で3月として過去最高を記録した。また3月までの累計ではすべての重点市場で過去最高を記録した。

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により訪日外客数が大幅に減少していた2020年~2022年の数値は除く。
(人) 訪日外客数 月別推移(2017年~2025年)
※2019年7月以降、日韓情勢悪化等により訪日旅行を控える動きが発生していたこと等もあり、訪日韓国人旅行者数が減少傾向にあったことに留意する。

「Japan MICE EXPO 2025」が早期申込を募集中

Japan MICE EXPO 2025が、出展申込みを募集中だ。

出展料金が割引になる「早期申込」は4月30日(水)までとなっている。

早期申込特典:4月30日まで
◎FAMトリップへの参加権
◎特別料金での出展が可能

通常締め切り:7月31日

▼前回のレポートはこちら

【レポート】「Japan MICE EXPO 2024」日本 MICE の魅力を国内外に発信

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■ Japan MICE EXPO 2025 開催概要

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名 称:Japan MICE EXPO 2025
構成展示会:MICE デスティネーション EXPO/展示会・イベント支援 EXPO
開催日:2025年11月27日(木)、28日(金)
会 場:インテックス大阪 3号館
主 催:Japan MICE EXPO 2025実行委員会
(公益財団法人大阪観光局、株式会社大阪国際会議場、一般財団法人大阪国際
経済振興センター)

本展は、下記の2つの展示会で構成されています。

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■ MICEデスティネーションEXPO
出展者:地方自治体、CVB、MICE施設、ホテル、旅行会社、観光施設、その他関連サ
プライヤーなど
来場者:会議主催者、PCO、学協会・団体、旅行会社、イベントプランナー、企業イ
ンセンティブ・国際会議主催者など

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■ 展示会・イベント支援EXPO
出展者:展示会場運営、イベント企画・運営、音響・映像・照明、ケータリング、e
スポーツ、その他関連サプライヤーなど
来場者:展示会・イベント主催者、セールスプロモーション企業、商業施設、広告代
理店、メディアなど

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■ 特別企画
1)海外バイヤー招聘
2)FAMトリップ
3)海外バイヤーへのミニプレゼン
4)セミナー
5)事前マッチング商談会
6)ネットワーキングイベント
7)その他企画(MICE×次世代人材、MICEサステナビリティ)

【特集 大阪・関西万博 開幕】大阪・関西万博から始まる3つのスタート – フジヤ 入谷 義彦(寄稿)

大阪・関西万博から始まる3つのスタート

執筆者の写真

入谷 義彦

フジヤ
執行役員 セールスマーケティング本部 本部長

 

1つ目は、【万博づくりのリスタート】です。従来の万博が自国技術や思想の紹介に重点を置いていたのに対し、今回は、「世界の命・未来の営み」という技術視点ではない部分にフォーカスしている点が特徴です。各国がソフトコンセプトをテーマとし、独自のアイデアやビジョンを展示で表現し、世界が一つになって「未来を考える」場となることです。

2つ目のスタートは、【展示会業界にとっての新たな出発点】です。私たちの業界は、1970年の大阪万博を契機に大きく発展し、産業としての地位を確立してきました。今回の万博は、その展示会業界にとっても次の成長フェーズ・産業変換へ進む機会となりました。万博を通じて、展示の新たな技術や手法が生まれ、ディスプレイ業界全体の発展につながるのかが注目されるところです。

最後の「スタート」は、【私たちフジヤ自身の新たな挑戦】です。これまでの事業規模と異なる受注経験をおこないました。新たな知見やノウハウを得られました。この経験を活かし、新たなフェーズを加えることで、業界のさらなる発展に貢献してまいります。

大阪・関西万博を契機に、プロモーションは変わります。この機会を糧に新たな変化を楽しみ進んでいきたいと考えています。

(※本記事は新聞「見本市展示会通信」(2025年4月15日号)に掲載された「特集 大阪・関西万博 開幕」から転載しています)

【特集 大阪・関西万博 開幕】「歓びと感動」をお届けできるよう、未来社会のデザインに取り組んでいます – 乃村工藝社 田原 弘之(寄稿)

「歓びと感動」をお届けできるよう、未来社会のデザインに取り組んでいます

執筆者の写真

田原 弘之

乃村工藝社
執行役員統括部長・ビジネスプロデュース本部 第一統括部

 

私たち乃村工藝社が常に目指しているのは、空間を利用する人々が望む本質を理解し、「歓びと感動」をお届けすることです。この姿勢は創業から変わることなく、当社のDNAとして受け継がれています。国際博覧会(万博)での空間づくりもそのひとつです。

私たちはこれまで開催された万博の展示や空間づくりを数多くお引き受けしてきました。参加国や国内外の企業・団体が、展示を通じて世界に何を発信したいのか。人々の未来や豊かさをどう描いていくのか。私たちはお客さまと一緒に模索し、知恵を絞り、具体的なカタチにしてきました。万博での展示や空間づくりに対する知見の深さ、経験の多さは、乃村工藝社のポテンシャルの高さであると考えています。

そして今、4月13日に開幕となる大阪・関西万博においても、乃村工藝社グループは多くのプロジェクトに携わりました。20以上のパビリオン・ブースや場内サイン。「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪・関西万博のテーマを、お客さまとともにつくり上げていきました。私たちの企画力、デザイン力、技術力、運営力を結集しました。ご来場の皆さまには「歓びと感動」の記憶をお持ち帰りいただきたいと考えています。

(※本記事は新聞「見本市展示会通信」(2025年4月15日号)に掲載された「特集 大阪・関西万博 開幕」から転載しています)

【特集 大阪・関西万博 開幕】万博こそ世界最大のMICEだ – 日本コンベンションサービス 松田 健(寄稿)

万博こそ世界最大のMICEだ

執筆者の写真

松田 健

日本コンベンションサービス
コンベンション事業本部 2025年日本国際博覧会室 担当役員

 

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、200近いパビリオンや数千のイベントが半年間にわたり開催されます。世界中からの来場者を迎える中で、各国からの代表団や経済ミッションも数多く予定され、活発な経済交流が期待されます。各国パビリオン内での経済交流は言うまでもなく、会場外でも展示会やスタートアップ・ピッチイベントなども予定され、半年にわたる世界最大のMICEといっても過言ではありません。

地元大阪・関西にとっては、これらのビジネスインバウンドを経済発展の起爆剤として活かし切ることが求められています。また、デスティネーションの魅力を最大化することにより、高付加価値観光の目的地としてアジア有数の地位を確立できるチャンスでもあります。一方、子どもたちにとっては日本にいながら海外旅行ができ、多様性を体感でき留学を身近に感じるだけでなく世界の中の日本のポジションを理解する探究学習の絶好の機会です。

来場者や関係者一人ひとりの生活や仕事に大きな影響を与えることが期待される大阪・関西万博の184日間は、可能性の塊であり、日本で開催されることは、業界としても・事業者としても・個人としても、知見を共有し最大限に活用することが望まれます。

(※本記事は新聞「見本市展示会通信」(2025年4月15日号)に掲載された「特集 大阪・関西万博 開幕」から転載しています)