展示会場を受発注の場へ
営業ツールとして訴求したい
メサゴ・メッセフランクフルト(株) 代表取締役社長 梶原 靖志 さん
Mines and Moneyはこれまで香港、北京、ロンドンで開催してきた鉱業関係者と投資家とを引き合わせるイベント。オーストラリアの鉱業分野が盛況ななか、採鉱・探査業界が世界中の投資家に向けてアピールするプラットフォームとして注目されている。
大手金融業者、鉱業専門家からの講演を交えたハイレベルなカンファレンスプログラムや企業のビジネスモデルや投資事例に関する金融業者向けコーポレートプレゼンテーション、採鉱、探査、および専門サービス企業による出展などの内容で展開。大手鉱業会社、中堅、小規模探査会社、資金調達、融資、投資を模索する企業、融資を行なう貸出銀行、ファンドマネージャー、アナリスト、株ブローカー、通貨および商品取扱業者、民間投資家、専門サービス会社(弁護士、会計士、コンサルタント、地質工学専門家)、OEMおよびエンジニアリング請負業者が来場対象となっている。
詳細については、Beacon Events Ltd代理店の(株)グローバルインフォメーション(TEL:044-952-0102)まで。
「Mines and Money Australia 2011」
開催日:2011年10月10(月)~12日(水)
開催地:Sydney Convention and Exhibition Centre(オーストラリア・シドニー)
主催:Beacon Events Ltd
日本語公式サイト:http://www.gii.co.jp/conference/mines-money-australia11/
テーマ:
・採鉱会社の投資動向
・今後の商品見通しと投資動向
・地域別見通しと未開拓分野の新たな機会
・海外直接投資を引き出すための戦略
・鉱業部門投資実績
・外国市場へのアクセス
・資金調達代替案
・M&Aおよび合弁
HDX-W14 (14000ルーメン3チップWUXGA プロジェクター)や NX-4S (改良型4mmピッチブラックLED 3D 表示)など、新製品の展示のほか、各種講演会も予定している。
バルコ(株)はベルギーを本拠地とし、世界90か国以上に拠点を持つグローバル企業。専門性の高いさまざまな業務市場(医療画像、メディア&エンターテイメント、インフラストラクチャー&ユーティリティー、交通&運輸、防衛&警備、教育&研修、コーポレイトAV)向けに可視化ソリューションを、開発、設計している。
今回の内覧会では、イベント業界向けの製品を展示する。
□内覧会・セミナー開催日時:
7 月20 日 (水) 13:30~17:30
7 月21 日 (木) 10:00~17:30
7 月22 日 (金) 10:00~15:30
□場所:バルコ カスタマーセンター(平和島)
東京都大田区平和島5-1-1 ヤマトインターナショナルビル1F
Tel: 03-5762-8726 Fax: 03-5762-8738
□主な展示製品:
⇒ HDX-W14 (14000ルーメン3チップWUXGA プロジェクター) New!
⇒ NX-4S (改良型4mmピッチブラックLED 3D 表示) New!
⇒ FSN マルチフォーマットスイッチャー
⇒ RLM-W8 (8000 ルーメン3 チップWUXGA プロジェクター)
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『展示会とMICEニュース』 メルマガニュース版 (水曜日)
━━━○バンパクでもいい、たくましく育ってほしい○━━━ 2011年7月13日vol.14━━━━
展示会とMICEニュースの樋口です。展示会の専門出版社ピーオーピーから毎週
展示会とMICEにまつわる情報を配信させていただきます。
きょうから次世代ロボット製造技術に関する専門見本市『第2回ROBOTECH(ロボテック)』
が開催されます。ロボットと言えば、R2-D2やC-3POが窮地を救ってくれる「スターウォーズ」
シリーズをみて、早くこんな世界にならないものかと憧れた子供時代を思い出します。
今回は、現実世界ですでに活躍している災害救助ロボットや原発ロボットの実物も登場する
ということで楽しみにしています。
《今週の“もくじ”》
1.今週の展示会【期間:2011.7.11~7.17】
2.今週のニュースヘッドライン
3.プレイバック「見本市展示会通信」-第1号はつくば万博からはじまった-
4.とことん使おう「展コミ」サイト 「来場者インサイトでの展示会サイン」
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【1】今週の展示会 【期間:2011.7.11~7.17】
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▽東京
7月12日(火)・13日(水)東京ビッグサイト
賃貸住宅フェア 2011 in 東京
http://tokyo.zenchin.com/organizer/index.html
7月13日(水)~15日(金)東京ビッグサイト
国際モダンホスピタルショウ 2011
http://www.noma.or.jp/hs/
自治体総合フェア 2011
http://www.noma.or.jp/lgf/
企業立地フェア 2011
http://www.noma.or.jp/bcd/
ネクストドキュメントフォーラム 2011
http://www.noma.or.jp/nds/
7月13日(水)~15日(金)東京ビッグサイト
第22回マイクロマシン/MEMS展
http://www.micromachine.jp/
ROBOTECH-次世代ロボット製造技術展
http://www.robotechexpo.jp/
SURTECH 2011
http://www.surtech.or.jp/
▽横浜
7月16日(土)・17日(日)パシフィコ横浜
マタニティ&ベビーフェスタ2011
http://www.j-m-f-a.jp/mbf/
▽静岡
7月16日(土)・17日(日)ツインメッセ静岡
SHIZUOKAオートスタイル2011
http://s-autostyle.jp/outline.html
▽名古屋
7月15日(金)・16日(土)名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)
名証IRエキスポ 2011
http://www.nse.or.jp/ir_expo/2011/investor/index.html
▽大阪
7月12日(火)~14日(木)グランキューブ大阪
コンクリートテクノプラザ 2011
http://www.jci-net.jp/rally/2011/
7月13日(水)~15日(金)インテックス大阪
CPhI Japan国際医薬品原料・中間体展 2011 in 大阪
ICSE Japan製薬業界受託サービスエキスポ 2011 in 大阪
P-MEC Japan原薬・中間体 機器/装置展 2011 in 大阪
BioPh Japanバイオファーマジャパン 2011 in 大阪
http://www.cphijapan.jp/osaka/index.html
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【2】今週のニュースヘッドライン
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各ニュース記事にフェイスブックとツイッター用のボタンを設けました。
「いいね!」、つぶやき募集中です。
・災害・原発・省エネ対策も!最新技術が集結
・ドモテックス・ロシアをモスクワで初開催
・MPI Japan通常総会、新会長に東條秀彦氏
・東京観光財団がコンベンション委員会開催
最新ニュースは、随時更新中です。
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【3】プレイバック「見本市展示会通信」-第1号はつくば万博からはじまった-
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つくば万博に行ったという方はいらっしゃいますか?
昭和60年3月17日から半年間、筑波研究学園都市で開催された科学万博です。
弊社社員に聞いたところ8割が来場していました。さすがは展示会の出版社だけのことは
あります。なかには高校3年生の遠足で行ったとか、ソニーの大型ビジョンに目を丸くした
14歳の夏だったとか、小学生のときにタイムカプセルに手紙を入れた覚えがあるような…と
年齢はまちまちでしたが、記憶にはしっかり(?)と刻まれていました。
つくば万博は、「見本市展示会通信」第1号の1面を飾った記事です。
弊社の発行媒体でいちばん古株の「見本市展示会通信」ですが、第1号が発行されたのは
万博開幕まで2年半と迫った昭和57年10月1日のことでした。
8面のタブロイド判には、ほかに「第1回オートファクト・ジャパン」の出展募集や
新宿NSビルイベントホールオープンなど、新規展示会や会場が立ち上がっています
という内容が詰まっていて、少し前の元気な時代の日本の勢いを感じます。
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【4】とことん使おう「展コミ」サイト-「来場者インサイトでの展示会サイン」-
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このメールマガジンはピーオーピーのウェブサイト「展コミ」
と連動しています。展示会のスケジュールやMICE関連ニュースなど最新情報を提供して
いますが、それ以外に展示会出展担当者をサポートするノウハウがたくさん盛り込まれて
います。(MICE関係も今後掲載していきたいですねぇ)
しかしご存じない方も多いようなので、こちらで少しずつ紹介していきます。
今回は辻井勝さんの「来場者インサイトでの展示会サイン」
サインの役割、見つけやすく分かりやすいサインについての考察や、デザインや色彩の工夫
など具体例をあげて解説しています。「プロにまかせるから知らなくていいや」ではなく、プロに良い仕事をしてもらうためにも、担当者のみなさんもサインの基礎知識を学んでみてはいかが?
かくいう筆者(田中)はサインの基礎知識などまったくないため、昨年1人で韓国の展示会に
出展したときに「独身男の4畳半一間」みたいなブースにしてしまいました。
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『展示会とMICEニュース』 メルマガニュース版 (水曜日)
━━○あツィート、つぶやく夏もいいね!○━━━ 2011年7月6日vol.13━━━━━━━━━
展示会とMICEニュースの樋口です。展示会の専門出版社ピーオーピーから毎週
展示会とMICEにまつわる情報を配信させていただきます。
前回のメルマガで書籍発行のお知らせをしたところ、関連団体さまから
「会員の皆さんにもお知らせしたいので、このメルマガを転送してもいいでしょうか?」
とのうれしいご連絡をいただきました。
ぜひ、ということでお願いしましたが、ほかにもこのようなご希望がある読者各位が
いらっしゃいましたら、どうぞお声がけください。
こっそりと設定したため、あまり気づかれていないようなのですが
Webサイト上でも本メルマガの登録ができますので、こちらもよろしくお願い申し上げます。
《今週の“もくじ”》
1.今週の展示会【期間:2011.7.4~7.10】
2.今週のニュースヘッドライン
3.メイキング オブ 展示会データベース
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【1】今週の展示会 【期間:2011.7.4~7.10】
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▽千葉
7月8日(金)・9日(土)幕張メッセ
産業とくらしのグランドフェア 2011
http://www.yuasa.co.jp/grandfair/
▽東京
7月6日(水)~8日(金)東京国際フォーラム
ヒューマンキャピタル 2011
http://expo.nikkeibp.co.jp/hc/201107/
7月6日(水)~8日(金)東京ビッグサイト
第22回国際文具・紙製品展
第9回国際オフィス機器展
第6回国際雑貨EXPO
第3回国際オフィス家具EXPO
第3回販促EXPO
第3回ベビー&キッズEXPO
第2回テーブルウェアEXPO
第2回 DESIGN TOKYO – 東京 デザイン製品展 –
http://www.isot-fair.jp/ja/about-isot/Concurrent-Exhibitions/
7月7日(木)~9日(土)東京ビッグサイト
第15回 国際 電子出版EXPO(eBooks イーブックス)
第2回教育IT ソリューションEXPO(EDIX)
7月7日(木)~10日(日)東京ビッグサイト
第18回東京国際ブックフェア
http://www.ebooks-expo.jp/ja/About-eBooks/Concurrent-Exhibitions/
7月8日(金)~10日(土)サンシャインシティ
マリンダイビングフェア
http://www.marine-web.com/mdf/
7月9日(土)・10日(日)東京ビッグサイト
第7回 東京キャンピングカーショー
http://www.campingcarshow.com/
▽神奈川
7月6日(水)~8日(金)かながわサイエンスパーク
テクノトランスファーinかわさき2011―第24回先端技術見本市―
http://www.tech-kawasaki.jp/ttk2011/
7月5日(火)・6日(水)パシフィコ横浜
ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2011
http://www.wt-park.com/outline.html
▽山梨
2011年7月6日(水)アイメッセ山梨
やまなし食のマッチングフェア2011
http://www.yamanashibank.co.jp/hojin/service/3237.html
▽名古屋
2011年7月6日(水)~8日(金)ポートメッセなごや
難加工技術展 2011
http://www.nikkan-event.jp/nan/
▽富山
2011年7月9日(土)・10日(日)富山産業展示館(テクノホール)
第29回農業機械総合大展示会農機フェア 2011
https://www.ty.zennoh.or.jp/cgi-bin/hp_topics/disp.cgi?mode=detail&id=000143
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【2】今週のニュースヘッドライン
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今週から各ニュース記事にフェイスブックとツイッター用のボタンを設けました。
「いいね!」、つぶやき大募集。夏のサイトリニューアルを機に【展示会とMICE】の
フェイスブックを立ち上げる予定です。
・日本PCO協会25周年の年次総会、復興へ結束
・観光庁、新参事官が就任
・経産省、組織改編
・中小機構、9月の東京ギフトショー出展費用を補助
最新ニュースは、随時更新中です。
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【3】メイキング オブ 展示会データベース
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「展示会データベース2012年版」を6月30日(木)に発行しました。
ここで、本の制作についてご紹介させていただきます。
~メイキング オブ 展示会データベース~
「展示会データベース」の制作は、関係者の方々からのご厚意で支えられています。
特に第一部の【展示会データ編】は、展示会主催者・運営会社各位にアンケートを
送付させていただき、その回答によって成立しているページです。
展示会の開催概要、出品要項など全44項目にわたる内容について記入方式でご回答を
いただきました。なかには、主催する展示会が数十件をかぞえ、アンケートシートで
封筒がぱんぱんにふくれてしまうような主催者もあり、送付するのに恐縮してしまい
ますが、回答欄への丁寧な書き込みには毎回脱帽するばかりです。
今回はご協力のおかげで、追記分を含め全国主要展示会429件をご紹介することができました。
この場を借りて御礼申し上げます。
展示会データベース2012年版」
発 行: ピーオーピー
発 行 日: 2011年6月30日
判 型: A4判
総ページ数: 304ページ
定 価: 8,000円(税込)
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◇ピーオーピー活動日誌◇
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7月1日 仙台観光コンベンション協会の服部さんにお話をうかがいました。
沿岸部から数キロ離れた仙台市中心部は強い揺れによる建築物への多少の
被害はあったものの、津波による被害からまぬがれました。いまでは都市
機能はほぼ震災前の状況に回復しているそうです。東北新幹線、仙台空港
も通常運行に近い状態、ほとんどのホテルが営業再開、仙台国際センターや
仙台市民会館などコンベンション施設も使用可能になっています。
放射線は健康に影響をおよぼす値ではなく、電力もコンベンション施設は15%、
ホテル・旅館は10%の使用削減となっていますが、計画停電は実施されません。
このように仙台ではコンベンション受入れ体制が整いました。
あとは風評による東日本での開催を回避するムードをどのように変えるかに
かかっています。
仙台ではSend ai プロジェクトとして復興情報PRを6月11日から始動して
います。(動画はこちら http://www.youtube.com/user/sendaitabibiyori )
もちろんピーオーピーも同プロジェクトを応援します。
復旧から復興へ、力をあわせてがんばりましょう。(田中)
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最後まで本メールマガジンを読み進めていただいた方に御礼申し上げます。(樋口)
※このメールマガジンはこれまでに株式会社ピーオーピーで名刺交換させて
頂いた方に配信しております。
【発行元】(株)ピーオーピー
メルマガ担当:樋口陽子/田中力
掲載内容に関するお問い合わせ・ご意見は右記まで⇒ 03-5687-6841
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第2 回目の三見本市合同開催となる今回、289 社(国内:273 社 国外:16 社/ 6 月23 日現在)が出展し、国内外から各分野の最先端技術が集結。特に、東日本大震災以降の大きな課題となっている災害・原発・省エネ対策につながる最新技術が出品されることでも注目を集めている。災害救助ロボットや原発ロボットの実物も登場予定で、被災地に拠点を置く企業や研究機関からも、新たな技術や研究が発表される。震災からの復興、日本の産業振興に今後ますます重要となるMEMS 分野、その応用となるロボット分野、密接な関係を持つめっき分野の最前線を見ることができる貴重なイベントとなりそうだ。
■ 日時: 7 月13 日(水)―15 日(金) 10:00-17:00
■ 場所: 東京ビッグサイト 東1・2 ホール
□ 『第22 回 マイクロマシン/MEMS 展』
MEMS 技術は、急速に利用が拡がっているセンサに必要不可欠であり、センサーネットワークづくりのため、今まで以上に強く求められる分野。また、エネルギー消費量を最小化しながら、快適で安全な生活、産業の維持・発展を実現するためにも重要な役割を担っている。
[主催:一般財団法人マイクロマシンセンター/オーガナイザー:メサゴ・メッセフランクフルト(株)]
□ 『第2 回ROBOTECH』
医療・介護・生活支援などのあらゆる分野において大きな成長が見込まれる、サービスロボットの製造技術。第2回目を迎える同見本市では、災害救助ロボットなどの最新の報告や今後の研究開発の方向性を示す議論が行なわれる。
[主催:一般財団法人マイクロマシンセンター/オーガナイザー:メサゴ・メッセフランクフルト(株)]
□ 『SURTECH2011』 :
めっき・塗装・表面加工などの表面処理技術に関する見本市『SURTECH』。ものづくりの基盤技術である表面技術は、日本の誇る自動車産業にも不可欠となっている。
[主催:一般社団法人表面技術協会/メサゴ・メッセフランクフルト(株)](7/13)
委員会では震災後のコンベンションについてを考える内容で講演が2本用意された。
「福島原発報道から学ぶ海外メディア対応および風評被害対策について」をテーマにした講演には、あらゆる業界・企業にコーポレート・コミュニケーションサービスを提供する欧州系のコミュニケーション・コンサルティング会社CNC Japan(株)で代表取締役社長を務めるヨッヘン・レゲヴィー氏が登壇。各国の有力メディアが報じた福島原発に関する内容を震災直後、一週間後と時系列に紹介し、なぜ風評被害が起きたのかを独自の視点で解説した。
レゲヴィー氏は海外メディア対応においては、「5W1Hが重要だ」とし、Who/顔となるスポークスパーソンを一人たてる、What/海外メディアとその読者の関心に合わせた情報やメッセージを提供する(たとえば、分かりやすい数値をその解釈や今後の見通しとともに提供する)など、具体的な対処法について言及した。
また、「震災後の東京におけるブッキングトレンドについて」をテーマにした講演には、オンライン旅行会社大手のエクスペディアホールディングス(株)で日本・ミクロネシア地区担当部長の明石匡史氏が登壇。「インバウンドの視点でみたときに、どういったお客さまを日本に送客しているのか、エクスペディアが運営するオンラインサイトでの予約数データを元に解説する」とし、客観的な数値による内容でトレンドを示した。
震災後、アジア太平洋地区からのインパウンド予約が最も落ち込んでいたが回復も一番早く、韓国・香港からは4月は前年比の1割ほど落ちこんだが、6月には特に韓国は65%まで回復した。また、都市別にみると、名古屋、福岡、札幌、大阪、京都、東京の順に回復してきており、回復率がいちばん遅いのは東京であった。
講演後には参加した委員から質問が飛び交うなど、積極的な交流が図られた。
「ドモテックス・ロシア」の出展カテゴリーは、カーペット、寄木張り、ラミネート、自然石、またテキスタイルや弾性床材のフロアカバリングなど。来場対象は、小売業と卸売業の流通業者やバイヤーおよび建築家、プランナー、不動産開発・ビル建設関係者となっている。
「ドモテックス・ロシア2012」は、モスクワのIEC クローカス国際見本市会場で、CIS 諸国のホームおよびコントラクト・テキスタイルを紹介する有力な見本市「ハイムテキスタイル・ロシア」(メッセフランクフルトRUS 主催)および国際シャッター・ブラインド・門扉見本市「R + T ロシア2012」(メッセシュツットガルト主催)と同時開催される。「ドモテックス」がロシアでデビューするにあたって、このような関連分野のイベントとの同時開催には相乗効果が期待されており、多くの来場者を見込んでいる。
出展料金は平米あたり288ユーロ。ミニマム出展面積は9平米となっている。
出展およびその他詳細については、ドイツメッセジャパン(株)Tel: (03) 5215-7121まで。
総会では2010年度主要事業報告に続き、2011年の主要事業計画が賛成多数で承認された。主な活動内容は以下のとおり。
1.MPIのグローバルな活動への協力、世界各国のチャプターおよびクラブ(MPI支部)との積極的な交流と連携強化
2.MPI発展のため地方MPIの設立検討、支援
3.会員数を70名に増加し、安定的なチャプターの運営を目指す
4.ジャパンチャプターの主活動の継続、会員のプロフェッショナリズムの向上、スキルアップ、相互の親睦強化、会のPR、会員のリクルート。また、講演会を年に6回、賀詞交換など各種イベントへの実施、会員の提案に基づいた海外出展を行なう
5.教育委員会、メンバーシップ委員会、ファイナンス委員会、PR&Communications委員会を設置し、会の活動を活性化させる
また、新会長に前ちば国際ビューローの東條秀彦氏が就任、次期会長にはメリルリンチ日本証券山本牧子氏が選出された。前会長の浅井新介氏は名誉会長となった。
総会終了後にはパーティが開かれ、ミーティングの専門家たちが親睦を深めた。(7/8)
日本展示会協会は6月2日、幕張メッセで「展示会大賞-日展協AWARDS2010-」の表彰式を開催した。
同表彰制度は、展示会産業の振興と活性化を目的に、2002年から「日展協AWARDS」という名称で展示会および展示会実務分野で活躍する企業や個人を表彰しているもの。2008年からは「展示会大賞-日展協AWARDS-」の新名称のもと枠組みを刷新し、さらに今回2010年は表彰対象また表彰部門のリニューアルを行なった。
新たな表彰部門は「新規開発部門」「環境貢献部門」「業界貢献部門」の3部門で、それぞれの部門で「最優秀賞」を選出するとともに、選出された最優秀賞のなかからグランプリ(日展協大賞)を決定した。
表彰式には、約260人の日展協会員および展示会産業関係者が参加。
グランプリには、(社)産業環境管理協会と日本経済新聞社が主催する「エコプロダクツ2009」が選出され、記念のトロフィーともに賞金20万円が贈呈された。
なお、それぞれの部門の最優秀賞(表彰理由)は以下の通り。
●新規開発部門
1.「今治海事展/BARI-SHIP」(主催:UBMジャパン)
<受賞理由>初開催となる同展は、西日本の海事都市・今治で開催する業界トレードショー。日本が誇る造船、海運、舶用機器メーカーなど179社が出展。地元企業が一堂に集結し「今治パビリオン」を形成し地域情報の発信を行なうなど、地域に貢献する展示会としても開催されたことなどを評価した。
2.「リビング&デザイン」(主催:(社)大阪国際見本市委員会)
<受賞理由>これからの暮らしを提案する国際見本市として、経済状況の厳しいなかで創設・開催。「規模よりも質を高く」という観点から、5000平方メートルの会場全体の空間づくり、出展者の小間にいたるまで、空間提案の見本市を会場全体で演出した。これまでのインテリア・住空間の見本市としては、あまり展示会に出展しない中小企業や海外からの出展もあり、初回展から国際的で質の高い見本市として評価した。
●環境貢献部門
1.「エコプロダクツ」(主催:(社)産業環境管理協会、日本経済新聞社)
<受賞理由>第11回目を迎える同展は環境と経済の両立、循環型社会の構築を基本コンセプトに展開(721社の出展、来場者数は18万2510人)。展示ブースでやむを得ず廃棄しなければいけない展示資材を一括廃棄するリサイクルプログラムの導入、会場内のゴミを11分別するリサイクルへの取組み、展示会全体(会場・出展者・来場者・主催者それぞれ)で排出するCO2の排出量の算定を行なうなど、展示会ステークホルダーに環境負荷低減を促すと同時に、削減効果の大きい改善項目を抽出することで具体的なガイドライン作りにも取り組んでいることなどを評価した。
●業界貢献部門
☆業界貢献部門【地域貢献の部】
1.「おおた工業フェア」(主催:大田区、(財)大田区産業振興協会、(社)大田工業連合会)
<受賞理由>工業集積地・中小企業集積地の大田区のモノづくりを強力にサポート。地元中小企業の企業活性化に大きく貢献している同展は、地域貢献の部の最優秀賞にふさわしい。
☆業界貢献部門【展示会サポートの部】
1.「サクラインターナショナル(株)」
<受賞理由>リユース可能な独自の木工システムパネルを使用した展示ブースの提案で、廃棄物の削減をはかっていること、LED照明採用のブースの提案で電力消費の軽減を図っていること、主催者また出展者の費用負担軽減とともに、環境保護に力を注いでいることなどを評価した。
*なお、業界貢献部門【国際貢献の部】業界貢献の部【人材育成の部】については、今回は該当がなかった。
●グランプリ<日展協大賞>
「エコプロダクツ」
「エコプロダクツ」展は、環境貢献部門の最優秀賞受賞理由である数々の環境負荷低減に関する取組みが、他の展示会では類を見ない画期的なものであり、グランプリに選出された。