SUPER PENGUINと日本化工機材、JAPAN SHOP 2024で「古紙を用いた新たな構法の展示ブース」披露


3月12日から15日までの4日間、東京ビッグサイトで開催される「JAPANSHOP 2024」で、SUPER PENGUINと日本化工機材は共同出展し、古紙・再生紙を用いた強化ボードなどの素材による展示ブースを試験設置することを発表した。

従来、展示会ブースの大半は木工で作られ、使用後はその多くが廃棄されるのが現状である。これらの問題に対し、今回、木材を再生紙から作成された強度のある「再生板紙」に置き換える方法を提案する。同社らは、使用する材料こそ違えど、木工職人が従来通りの方法でブース制作できることをテーマに、2050年には木材による廃棄量をゼロにすることを目標に掲げる。


さらにSUPER PENGUINは、商業施設の店舗・什器のデザインを手掛ける大洋工芸と共同開発したレンタル対応型什器ユニット「PENGUIN UNIT」を展示する。PENGUIN UNITは、大洋工芸の「ヒトマスシステム」とSUPER PENGUINの専門知識を組み合わせて開発された。このシステムは、独立什器型のフレームを用いることで多様な空間構成が可能で、ポップアップストアに適した「PENGUIN UNIT mini」も提供している。

今回の出展では「木工造作ブース」「再生古紙を用いたブース」「金属フレームユニットのブース」の3つのブースを制作する。会期中は、見た目や手触り感などの違いを実際に体験することができる。