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田中旅日記~長崎は今日も雨だったとです その1~

2月22日と23日の両日、長崎のMICE関連施設を視察して参りました。
MICEジャーナリストの視点で鋭い切り口のレポートを展開いたします。

■羽田から長崎空港経由→佐世保へ
早朝便のため羽田空港で朝ごはんを参加メンバーと食べることなったワタクシ。
日曜日だからいいの、とこっそりお酒を頼んだのですが、さすがに生ビールは目立ってしまうので梅酒をオーダーするあたり、考えました。
5分後、ふと目を離した隙に店員さんが「ホットドッグと黒糖梅酒ご注文のお客さま~」と大声で。こちらの努力は台無しです。「視察なのにぃ?」とか「ホットドッグに梅酒はどうか」というメンバーの声をかいくぐって、すごすごとカウンターに取りに行きました。がっくり肩を落としたワタクシの姿を見た店員さんは、それから注文券の番号で声を掛けるようになっていました。

■九十九島(くじゅうくしま)パールシーリゾート
さまざまな試練を乗り越えて、長崎空港に到着。すぐさまバスに乗り込み佐世保の西海パールシーリゾートを視察。まずは土地の名物を調査するということで、レストランに向かい生ガキなど海の幸を堪能。ついでにカキに合う地酒もリサーチいたしました。


同じ敷地内では「九十九かき食うカキ祭り」を実施中。400基のピットがあり1600人ほど収納できるそう。もちろんカキ以外にも水産加工品や野菜、おにぎりなどもありました。みなさん食べること食べること。


そして佐世保といういえば、佐世保バーガーという名物がございます。公式のSASEBOバーガーマップには、27店が掲載され、各店独自のバーガーをそろえております。パールシーリゾート内にも2店舗ございます。ダイエット中のワタクシは他の参加者と半分こして食べました。お店の人に言えば食べやすいようにカットしてくれますよ。


右は通り道でみたバーガーショップ ヒカリ。老舗の人気店です。

食べ物以外の情報は来週に!

 

 

ドバイMICEセミナー&ワークショップを東・大・名の3都市で開催


ドバイ・コンベンション&イベント・ビューロー(DCEB)とドバイ政府観光・商務局は、3月「ドバイMICEセミナー&ワークショップ 懇親会 2015」を東京・名古屋・大阪の3都市で開催。昨年中国から1万4500人という大規模インセンティブツアーを成功させた成功事例を中心に紹介し、注目のデスティネーションとして『特別感が感じられる報奨旅行先』としてのドバイの魅力を、旅行会社をはじめ企業担当者に向けて提案した。

3月2日、パレスホテル東京を会場に、東京からスタートした「ドバイMICEセミナー&ワークショップ 懇親会 2015」には、ドバイ・ビジネス・イベンツのカリーナ・ランスさんが来日し挨拶。

「ヨーロッパ・アジアとアフリカをつなぐ小さな港町ドバイは、この数十年で中東有数のビジネス、文化のハブへと成長した。今回のセミナーでは、日本市場について学び、アイディアを共有すると同時に、ドバイの魅力を伝えたい。
現在、ユニークな魅力にあふれる世界各地の都市から、ビジネス・イベントの開催地を選ぶことは容易なことではない。しかし、単純比較では語れないがドバイには他の都市と一線を画す魅力がある」とし、ツーリズム・ビジョンで掲げた2020年までに全世界から宿泊者数を2012年の倍の2,000万人へとふやすという目標について触れるとともに、現在目標達成の半ばにあると説明した。また、2020年には、「2020年ドバイ万博」の開催が決定しており、「私たちの使命は、ドバイにより多くのイベントや報奨旅行を誘致し、ドバイを『インセンティブに最も適したディスティネーション』として認識してもらうこと」と語った。

さらに昨年、中国から1万4,500人のインセンティブ旅行に成功した事例をひき、成功の秘訣は、官民が緊密に連携したチームワークとし、ドバイでは、エアラインから空港、税関、警察、道路交通局、そして民間企業までがシームレスに連携できると説明。快適なソリューション提供を約束した。

その後、ドバイ政府観光・商務局の日本事務所は、ドバイの市場環境、ドバイ団体マーケット環境と提案、最新情報を紹介。ドバイを拠点に世界6大陸、83か国148都市に就航し、成田・羽田・関空からドバイへの直通便を1日1便運行しているエミレーツ航空会社もセミナーに参加したサプライヤーを代表してPRを行なった。

セミナー終了後には、ドバイから来日したサプライヤー5社とのワークショップと懇親会が開かれ、情報交換が行なわれた。

ドバイMICEセミナーが実施されたのは、2年ぶり。ドバイ政府観光・商務局の日本事務所では「日本経済も上向き、ビジネスイベントを見直す時期になってきている。現在日本からドバイへの訪問者数は国別では30位ほどだが、伸びしろがあると感じている。2020年ドバイ万博の訪問予想者は2500万人で、万博史上初めて、訪問者の70%以上が開催国外からの来場者になるとみられており、期待している」と話す。

東京は3月2日にパレスホテル東京で、名古屋は3月3日にTHE KAWABUNで、大阪は3月5日にセントレジス大阪で行なった。

 

    

TechWave「アプリ博2015」3月23日開催

TechWave「アプリ博2015」が、3月23日、お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで開催される。開場は11時から19時30分まで。

「アプリ博」は、アプリ関連プロダクトの業界人向け博覧会(展示交流会)。広義のアプリケーションソフトウェアの市場の今後を担うキーマン層のネットワーキングの場の構築として、経済を活性化する、世界で通用する技術やサービス、プロジェクトの創出を目的に開催されてきた。アプリ技術から開発支援までで、一日あたり約100社が出展。来場者数としては過去3回開催でのべ1万人を動員している。

4回目となる今回は、過去最大となる1日あたり5000人動員を目指し、出展者全員ビデオインタビューを公開やサテライトイベント(別会場、別日程)・マスコミ向け限定イベント・スポンサー企業向け限定イベント・特定テーマに絞った限定カンファレンスイベントを実施、投資家賞や日本アプリ大賞をはじめ各部門賞を展開する予定となっている。

入場は、無料。詳細は、http://techwave.jp/archives/appex2015-launching.htmlまで。

国際観光コンベンションフォーラム2015 in 金沢 レポートその2 ~パネルディスカッション「インバウンドとMICEを考える」

2015年2月17日・18日の2日間、、石川県政記念しいのき迎賓館で開催された「国際観光コンベンションフォーラム2015 in 金沢」。 その2日目のようすをレポートする。

■パネルディスカッション 09:30~
会場:ガーデンルーム
テーマ:「インバウンドとMICEを考える」

コーディネーター:
廣江 真 氏
日本コンベンションサービス(株)執行役員
MICE都市研究所 所長

パネリスト:
ポール・ハガート氏
ニセコ町役場商工観光課戦略推進係主査

山崎 道徳 氏
JNTO理事

松田 美幸 氏
福岡地域戦略推進協議会 シニアフェロー

廣江氏の提案で、パネルディスカッションはより活発な意見交換ができるように、プレゼンやスライドを用いずに、パネリストが随時発言する形式で進められた。

 

松田氏は、国際競争力の強化による福岡都市圏の持続的な成長を目指し2011年に設立された福岡地域戦略推進協議会の取組みを説明。アジア太平洋こども会議やアジア開発銀行年次総会など、MICEを核にして国際化のための人・街・インフラ整備を進めた手法などを説明した。また、UFIやICCA総会への日本人・日本の団体の参加が少ないことを挙げ、国際化の遅れについて警鐘を鳴らした。

 

ハガート氏は、ニュージーランド人やオーストラリア人がニセコのリゾート開発、海外PRに深く関わってきた経緯から、国際化が進んでいる事情を説明。WIFIの設置によるSNSでの発信強化や、ATMや両替所の充実や、免税プログラムの充実など、観光客の購買力を地域経済に波及するために必要なインフラ整備について言及した。

 

山崎氏は豊富な中国での観光プロモーションの経験に基づいて、SNS対策や銀聯カードの取扱いの必要性、外国人向け定額ETCカードなど具体的な提言を行なった。また、地域ブランディングとグローバル向けのブランディングの違いを挙げ、焦点を絞った訴求の重要性を述べた。今年度から、ビジットジャパン事業など多くの事業が観光庁からJNTOへ移行されることについては、訪日客の個性やサイクル分析を行なうことなど、無駄遣いのない効率的な事業展開に意欲を見せた。

次回は、エクスカーションやMICEサロンミーティングのようすをレポートする。

 

80回記念の「東京・ギフト・ショー秋2015」出展者募集を開始

ビジネスガイド社(芳賀信享社長)は9月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイト全館で開催する「第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」の概要を発表するとともに、出展募集を開始した。

生活日用品や化粧品、インテリア、服飾雑貨、食品などに関連する企業・製品が一堂に集まる日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」は今回、40年・80回の節目をむかえることからテーマに“世界市場を取り込む再生ニッポンの決定打”を掲げ、日本ブランドの海外訴求をより強力に発信する。

特にテーマイベントとして注目されるイベントは、「HAPPY JAPAN(仮称)」で、日本発のプロダクト・ファッション・コンテンツ・デザイン・食などを集め、東館と西館の2か所で開催する。このイベントではモノ(商品)の展示だけを行なう従来的な提案の仕方ではなく、その背景にある文化も世界に売り込みたいという考えのもと、関係省庁や関連団体などとも手を取り合い「なぜ日本発のモノや文化が世界市場を取り込む決定打となるのか」を伝える。

また、特別イベントや記念セミナーの開催、オリジナルグッズの製作など80回記念のメモリアルイヤーにふさわしい特別企画を数多く計画している。

同時開催の「第18回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2015」では、新たなインバウンドが増えている背景を受け、日本の食をより外国人観光客に楽しんでもらうための情報を提案する。

前回は3日間で19万3,860人が来場した。

現在、出展者を募集中で、出展料金は1小間(3m×3m)39万9600円(税込)とオプション預かり金。申込締切日は6月5日までとなっている。その他、詳細は事務局(TEL:03-3843-9851)、またはhttp://www.giftshow.co.jp/tigs/80tigs/index.htmまで。

<「東京インターナショナル・ギフト・ショー」の歩み>

第1回は、1976年4月に「第1回ギフト&ホームアクセサリーショー」として東京都立産業会館大手町館で出展社数63社・来場者数6,000人の規模で開催。

1980年9月、サンシャイン・コンベンションセンターTOKYOに会場を移す。

1987年9月、出展社数570社・来場者数12万人に。

1988年2月、東京国際見本市会場(晴海)へ会場を移す。

1996年2月、出展社数1,341社・来場者数16万6,348人に。

1996年9月、東京ビッグサイト(有明)へ会場を移し、現在に至る。

主催者の視点で考える「MICEのソリューション提案」 ~MPIジャパンセミナー

MPIジャパンは3月11日に六本木アカデミーヒルズでセミナー「主催者の視点で考える『MICEのソリューション提案』~施設スタッフ・PCO・イベントプロデューサー それぞれの本音~」を開催する。

MICE主催者の期待を超えるイベントをつくるべく日夜奮闘している現場スタッフや、MICE主催者のニーズを反映した最大価値を提供しようと努力する施設スタッフの知識やギャップを棚卸し、解決策をさぐるパネルディスカッションとなる。

予算の制約、日本と国際的な商習慣との違い、突発的な要求など、さまざまな難題に対応する、MICE運営の幅広い知識、豊かな経験、国際レベルのホスピタリティについても語られる。

施設側、コーディネーター/プロデューサー側がそれぞれの立場から、現場での苦労話を本音でぶつけ、主催者へのベストソリューション提供のため、プロとして磨くべき知性や求められる行動を共有する場となる。

■開催概要
<日時> 2015年3月11日(水)18:30~20:00
<会場> 六本木アカデミーヒルズ (六本木ヒルズ)
<内容>

<パネリスト>
西尾 智子 氏 (株)神戸ポートピアホテル 営業本部コンベンション室 セールスエグゼクティブ
高橋 寛和氏 (株) 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)営業部 営業課 主任
松宮 洋昌 氏 (株)イベントレンジャース 代表取締役
近藤 正伸 氏 (株)日本コンベンションサービス 東京コンベンション事業部 メディカル部

<モデレータ>
前野 伸幸  (株)ホットスケープ 代表取締役
MPIジャパンチャプター理事 イベント委員長

<参加費・お申込み>
会員(無料) 一般(3,000円) 学生(1,000円)


申込みは会員種別に、上記のEventRegist(イベントレジスト)から登録すること。申込みにはイベントレジストの会員登録(無料)が必要。(過去に会員登録済みの場合は新規会員登録は不要)。参加費は当日受付で現金で支払う。

日本MICEの父、浅井氏の足跡を振り返る ~MPIジャパン~

3月2日、虎ノ門ヒルズフォーラムで「Shin’s Club Reception 故 浅井新介氏の功績をたたえる会」が執り行なわれた。

同イベントは日本MICEビジネス発展を目指し積極的な活動を展開し、去る1月9日に逝去したMPI Japan Chapterの故浅井新介名誉会長の功績を振り返り、また氏の遺志を継ぎ業界活性化や後進の育成などの活動を再確認する場として開催された。会場には全国から250人を超えるMICE関係者が集結し、同氏の在りし日の写真や講演の映像、メッセージ、展示された所縁の品をみながら、思い出を語り合った。

左)ロビーには、浅井氏が描いた絵画や愛車に乗る写真、掲載記事など、思い出の品が飾られた。

右)会場内には木の葉をモチーフにしたメッセージボードが。参加者それぞれの浅井氏との思い出や感謝の言葉が寄せられた。

左)会のはじまりには、浅井氏の業績が思い出の写真とともに紹介された


左)MPIジャパンチャプター会長の山本牧子氏は、ともにオフサイトミーティングを実施した経験や浅井氏が宮崎シーガイア(現:フェニックス・シーガイア・リゾート)に移籍する際の2人のエピソード、MICE発展に注いだ情熱などを語った。

右)元会長の高野登氏は、MPIジャパン創立時に、日本の社会情勢に合わせた組織会員ではなく、他国同様に個人会員で構成することを決定した際の「王道で行こう」と浅井氏が強い気持ちでリードしたことを明かした。また、早すぎる死を悼むことより、氏のやろうとしたこと、やりのことしたことを残されたみんなで分担していこうと、前向きな気持ちで呼びかけた。


左)スターウッドホテルズ アンド リゾーツ ジャパンの元会長の平尾彰士氏は、浅井氏のセールスにかける熱意と新しいものにも積極的に挑戦する若き日のエピソードを元上司の視点で語った。

右)元MPIジャパンで会長代行などを歴任した玉井節郎氏は、浅井氏との数々の思い出を語った。

 
左)観光庁久保成人長官から感謝状が贈られ、MICE担当参事官の髙橋良明氏が代読するとともに、2人でMICEの将来について語りあったエピソードを明かした。

右)沖縄観光コンベンションビューロー上原良幸会長からも感謝状を贈呈。同ビューロー東京事務所所長の金城孝氏が沖縄がMICEに注力するきっかけとなった浅井氏の活動やさまざまな助言に感謝の気持ちを述べた。

 


MPI本部からも長年の功績讃える感謝状と役員のビデオメッセージが寄せられた。

 

夫人の久乃氏は、「参加者していただいたみなさんが浅井の財産」と語り、その財産を大切にしたいという想いと、MPIの事務局業務の継続や、浅井氏の個人事業継承にあたり、関係者の力添えをお願いした。

 


(左)司会はメンバーシップ担当理事の金井大三氏が務めた。
(中)宿屋塾代表の近藤氏は、浅井氏への想いを述べた後、宿屋塾の浅井氏の講義のダイジェスト版を上映。後日DVDをリリースすることも発表した。
(右)中締めの挨拶は次期会長の新井立夫氏。

会の終わりには、浅井氏が残した数々の言葉が映し出され、参加者はプロとしての役割、MICEの意義をあらためて噛みしめていた。

 

[FOODEX JAPAN 2015] 有機栽培カフェインレスコーヒー – 株式会社ウインドファーム

株式会社ウインドファームはFOODEX JAPAN 2015にて、有機栽培カフェインレスコーヒーを出展。
森の中にコーヒーや果樹を植える森林農法で栽培された豆をマウンテン・ウォーター製法によってカフェインを除去した有機栽培コーヒーを紹介。

[FOODEX JAPAN 2015] 雪菜入り米粉麺「仙台青葉 う米麺」 – 株式会社杜幸

株式会社杜幸はFOODEX JAPAN 2015にて、雪菜入り米粉麺「仙台青葉 う米麺」を出展。
宮城県産ひとめぼれに、独特な風味の仙台産雪菜を練り込んだ、時間が経過しても伸びない米粉麺を紹介。

[FOODEX JAPAN 2015] 純米ワイン「PURE RICE WINE」 – 田嶋酒造株式会社

田嶋酒造株式会社はFOODEX JAPAN 2015にて、純米ワイン「PURE RICE WINE」を出展。
福井原産のコシヒカリをワイン酵母で醸造した白ワインタイプの日本酒を紹介。